第3話 集落破壊
「んんっ、、数が多い」
やっぱりボスだけを倒した方がいいかな。
コソコソと動き最短で辿り着ける場所にたつ。
タタタッ!
勢いをつけて駆け出しボスの家まで突っ走っていく。
「ギャッ!」
と気づいたゴブリンが声を上げようとする。
「オラッ!」
その前に槍で刺し倒す。
そして辿り着いたという所で奴は顔を出す。
ゴブリン長。ゴブリンの一つ上の上位種。
「ゴブッ」
「やるか?」
バシュッ!
ほぼ同時に駆け出す。
相手は棍棒を持ちカウンターを狙う、、冷静な判断だ、、が
「バイバイ」
「ゴブッ!?」
俺の1番の目的は武器の摂取だ。別に無視でいい。
「ゴブッ!」
怒ったゴブリンは打撃を加えるが全くもって痛くない。これもゾンビの特性だ。
「おっ!」
丁度いい大剣を見つけて壊れかけの槍を捨て大剣を拾う。
これでも体力無限なので疲れる事なく振り回せる。やっぱりこれが良さそうだ。
「ゴブッ!」
入口を防がれる。絶対に逃さないという信念が見える。
「でもこれも盗んだ物だろ?」
駆け出す。
相手は逃げ出すと思ったのか防御が手薄になる。
バシュッ!
「ゴブッ!」
斬撃が入り少し苦しむが長は体制を立て直す。
「ゴブッ!」
怒り狂い棍棒をただひたすらに振り回す。それでも俺は突っ込んでいく。
ガッ!
それが頭に当たり俺は吹き飛び家の壁に当たる。
「ギギッ!」
と余裕をかましたがそれでも俺は立ち上がる。
いくら回復するとはいえ防御力は低い、、とは言っても2秒で全回復だけど、、
「ゴブッ!」
また振り回す。
また突っ込んで吹き飛ばされる。
「ギギッ!」
笑うがまだ余裕そうに俺は立っている。
また振り回す。また突っ込む。笑う。しかし痛みもなく立ち上がる。
「ゴブッ!?」
違和感を覚えながらも振り回し当たり飛ばされ立ち上がり。
「へへっ」
と言って奇妙に笑う。
振り回す。吹き飛ぶ。立ち上がる。
「ゴブッ、、」
そして奇妙に笑っている。まだまだ行けるぞと。
「ゴブッ!」
ついには突っ込んできた相手を全力で棍棒で叩き潰す。
「ゴブッ!」
その衝撃でゾンビの右腕は完全に千切れた。そして勝ちを確信、、
「??」
なんと千切れた腕が回復している。
「ゴブッ、、」
そして笑ってまた突っ込んでくる。初めてゴブリンは恐怖を覚えた。
スキル 狂気を獲得しました。
そしていきなり早くなり飛び上がる。
「ゴブッ!」
それを全力で飛ばそうとするも防御力が弱すぎて身体ごと突き破る。
シュルシュルシュルシュル
が肉体が再生し剣が向けられた。
「ゴッ」
ザシュッ!
「まだまだっ!」
バシュッ!ザシュッ!
ゴブリン長は見ていられない姿となり完全にチリとなった。
「おっ、、レベルが上がった」
そこで急激に3上がったのでスキルポイントは再生に全て回し、ステータスポイントは魔力に全て尽くす。
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魔力 110
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「上出来だな」
にしても魔力が少ないのに結構回復と再生を繰り返すことが出来た。
通常のゾンビならここまで回復できないはずだが、、変異種だからだろうか?
とにかくいい経験値だった。
「ゴブッ、、、」
さて、、レベルも上がったから殲滅を始めようかッ!
「ゴブゥッ!」
逃げ惑うゴブリン達を殲滅した。可哀想だが、、まあ悪い事もしてるしな。
そしてレベルが2上がり魔力が90になった。
そして再生の10となった。
「え、、上限?」
なんと再生の最高レベルは10だそうだ。珍しいが確かに5の地点でだいぶ再生力が速かった事を考えると納得だろう。
「ここからは集落を狙った方が効率的かな?」
そして一週間にして5つの集落が消えた。
「ふぅ、、強かった」
その中にはゴブリン王と言われるもう一段階強いゴブリンもいたが倒しレベルが30へとなった。
「え、、」
そして回復が20レベルとなった所で上限になる。
これ以上上がらないのか、、残念だ。
と思った矢先に体が光り出す。
「へっ、、何これ?」
そして光りが消えるがなんとも変化がない、、と思えば体が緑になっている。
「おおおっ?」
---
種族
ボスゾンビ
---
進化したのか?
「嘘だろッ!?」
すすす、、
「ステータスが初期値になってるッ!?!?!?」
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