第2話 レベル上げ

今現在ゾンビの力を確かめる為にランニングをしている。

「体力は言い伝え通り無限か、、」

スキルには含まれていなくともその機能はあるらしい。

「とにかく、、モンスターを倒してレベルを上げていかないと、、」

ボォッ!

その時火が上がる。

そして遠目に冒険者の姿を見た。俺はゾンビ。見つかれば即死だ。

「ハッハッ!」

本能に従い人間を殺そうとする他のゾンビと反対に俺は逃げ出す。

せっかく生き延びたのにここで死ぬ訳には行かない。

俺は森に潜り身を隠した。

そして時間が経ち周囲を模索した後彼らは帰って行った。

「危ない、、な」

とそこにゴブリンが現れる。

1匹。ここで逃げればもうチャンスはないかもしれない。

盗んだ槍を持ち構える。

「ギギッ!」

距離をとりながらとにかくゴブリン向かって刺していく。

「ふぅ、、はぁ、、」

ようやくゴブリンは倒れた。まだ息はある。

それならと近づいてゴブリンに噛み付く、、がゾンビ化する事はない。

通常ならならゴブリンもゾンビになるがその心配はなさそうだ。

この変化は嬉しい。

グザッと人差しして殺す。

とともにレベルが上がった。

ともにスキルポイントという物とステータスポイントという物がゲットできる。

レベルが上がればステータスは勿論上がるがこのステータスポイントはそれに加えて何か一部分を特化できる。

ゴブリンは俺のステータスでも槍があれば倒せそうなので今はスキルを使うための魔力を上げる。

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攻撃 32

防御 3

魔法 23

速度 42

精神 1000

知力 100(IQ)

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攻撃、防御、速度は2上がっているのに対し魔法は3上がっている。

これはステータスポイントを1使ったからだ。

レベルが上がれば上がるほどステータスポイントは増えていく。

後のスキルポイントは回復に当てる。

スキルポイントは常に1ポイントで変わらない。

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回復 LV2

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の文字を見て上がっている事を確認する。

タッタッ

と音を立てて3体のゴブリンがこちらに向かって来る。

「やってやりますか」

俺は槍を駆使して距離をとりながら着々とゆっくりと倒していく。

「ぐっ!」

ダメージを喰らうがすぐに回復する。

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回復 LV2

毎秒2回復する

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「アアアアッ!」

そのまま槍で刺し仕留める。

「ゴブッ!」

「残り2体ッ!」

被ダメージ覚悟で突っ込み刺す。

ザシュッ!

「ふぅ、、」

そして3体を撃破した。

レベルアップようなのでスキルポイントを回復に注ぎ込む。

「さて、、朝から夜まで狩りますか」

通常体力が切れて不可能な事ではあるがゾンビの体では可能になってしまう。

そして10回夜を過ごした。

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ルベル LV15

HP 360/360

攻撃 60

防御 16

魔法 70

速度 60

精神 1050

知力 100(IQ)


状態異常

腐敗


スキル

再生 LV10

回復 LV5

槍術 LV1

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「上出来かな?」

レベル15になったと共に槍術というスキルを手に入れた。

多分このスキルは成長系スキルでスキルポイントを使わなくとも練習していけば勝手に上がってくれる。

「んんん」

最初は距離を取るため槍にしたがこのようなバーサーカタイプにするなら大剣の方が好ましい、、何処かにポット落ちていないかな?

「あっ」

ゴブリンの集落を見つける。確か盗んだ武器が置いてある武器庫がゴブリン長の家にある筈だ。

レベルは15。このスキルがあれば倒せるかもしれない。

「ぐへへへッ」

待っていろ、、俺の武器ッ!

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