設定開示 次の章に入る前に一旦、情報の整理をしよう(質問いくらでもウェルカム)

 ここまで異世界狩人~ダンジョンにて狩猟する~を読んで頂き誠にありがとうございます!!!!


 多くの読者に手に取ってもらえて感謝感激雨霰です!


 そんなこんなで今回は自作で良くやるくっちゃべる回です。


 次の話からはツカサは一級【探索者】試験に挑みます。ゴトーとの再会、そして、様々な新キャラが出て来ますので一旦、ここいらで情報の整理を行った方が良いかと考えるのでおさらいがてらやっていきましょうー!


世界迷宮保障機関World dungeon Guarantee institution~通称WDG、二話から登場した世界各国で生まれた【迷宮ダンジョン】の調査、配信業による【探索者】の安全確保、【遺物アーティファクト】の管理、様々な仕事を取りまとめている組織です。


 本部庁、検察庁、戦務庁、技術庁、広報庁、外事庁の六つの部門で分かれており、各部門の代表が円卓会議に参加出来ます。


 本部庁が基本的に事務仕事全般をこなします。

 検察庁が【迷宮ダンジョン】内のトラブルの解決、取り締まりを行います。

 戦務庁が【迷宮ダンジョン】によって、国家間で起きるであろう問題に武力介入します。

 技術庁が【探索者】の様々な道具の向上などを行います。

 広報庁がメディア関連の作業、配信業の管理、情報統制などを行います。

 外務庁がWDGの営業を行います。


 作業内容は簡単にまとめるとこんなんで、世界迷宮ダンジョン化現象から半年で結成され、その中心人物達は【原初の刃ファースト・ブレイブズ】と呼ばれております。

 世界迷宮ダンジョン化現象後、世界は混沌した時代に一気に転落します。

個性スキルによって犯罪を犯す者や、迷宮ダンジョンへと無謀にも足を踏み入れ、大量の死亡者を出すがそれを取り締まる者達が居なかったりと荒れに荒れ、経済が滞り、人々の心が荒み、恐怖に叩き落とされた時代、それは『混沌時代ケイオス・エラ』と呼ばれ、今なお語り継がれています。


 当時、12歳の少女であった三日月風雅ミカヅキ・フウガは最初の大迷宮エリュシオンでアルコーンと対峙しますが彼は何故か、彼女のみを残し、その場から消えました。風雅フウガはそこで弟を失うとその復讐心のみでエリュシオンの魔物を殺し、いつの間にかレベリングがされており、1ヶ月が経ち、現WDG事務総長であるジーク・ヴァン・オルステッドに保護されるまで、ひたすらに自身が継いでいた三日月流によって生き延びておりました。


 そこからジークと風雅フウガ永遠トワ、バサラともう1人が『混沌時代ケイオス・エラ』を終わらせるために紛争した結果、WDGが設立され、彼らを5人を【原初の刃ファースト・ブレイブズ】と呼ぶようになったのです。


 発足の話は多分どっかでやります。

 次は【探索者】と言うWDGが作り出した職業とその階級についてお話しします。


【探検者】~【迷宮ダンジョン】に挑む人間達を指して、WDGが作り出した職業。階級があり、特級、一級、準一級、二級、三級、四級で特級6名、一級20名、準一級30名、その他多数とされており、凡人の限界は二級までと言われております。


 準一級は何れ一級に昇れる可能性のある凡人の枠から外れた者達ですが、彼らは彼らで自分達の限界を何処か察しており、一年近く一級に昇った者がおりません。


 一級【探索者】試験は三級以上であれば受ける事が出来ますが、三級で試験に挑み、死んでいくと言うことが多々あり、常に人手不足にも関わらず、二級まで上りつめた人間をも減らしてしまうと言う点でよく批判されます。


 それでも基準を変えないのは一級【探索者】と言う存在はWDGの中で最も頼りになる人材だと言うことの表れです。特級と言う規格外でありながらも戦力として数えるのが難しい、彼らの代わりにWDGの鉾でもあり、盾にもなれる存在が一級【探索者】であるのです。


 アルマンダインが特別一級【探索者】と言っておりましたが、あれは一級の中でも部門代表をしている人間に与えられた特殊な一級になります。特級【遺物アーティファクト】の使用が許可されておりますが、基本的に特級【遺物アーティファクト】は特級【探索者】が持っているので本部に残った2本が対象となります。実力は一級相当かそれ以上の人間が特別一級【探索者】の地位を得ます。


 ツカサは四級【探索者】で、本来であれば試験に参加できません。しかし、特級からの【推薦】があれば、【特例】による飛び入り参加が許可されます。この【特例】を使ったのは現在、行方不明になっている特級【探索者】の1人だけとなっております、


 実力もそうですが【遺物アーティファクト】の保持にも階級ごとで分かれており、一級であれば特級以外の全ての階級の【遺物アーティファクト】を持つことが許されております。


 ツカサは永遠トワ風雅フウガとノアの3人にとんでもなく庇われており、本来であれば使えないはずのツカサの特級【遺物アーティファクト】のナイフが使用できたり、【配信】を止めなかったり、お咎めなしでWDGに入って、【探索者】として活躍出来ていたりと高待遇を越した高待遇を受けてます。


 そりゃ、アルマンダインはキレます。

 1,2個の【特例】は許しておけますが存在自体が【特例】ばかりで納得が出来ないと言うのは当然というか。


遺物アーティファクト】~今の人類では再現不可能なエネルギーを持つ人工物、階級毎にエネルギーの量や、異能の数が変わっており、特級となると一つが一国が持つ軍事力に匹敵するとされています。


 階級は特級、一級、二級、三級、となっており、【解言】によって、その真の力を発揮します。【遺物アーティファクト】は拘束がつけられており、遺物解放オープンと言う号令と【解言】の二つを言わなければ力を解くことが出来ません。【遺物アーティファクト】は、誰にでも微笑み、誰の味方でもありません。


 基本的に手にした人間がWDGに【遺物アーティファクト】登録を行わなければ、違反とされ、風雅フウガ率いる検察庁が取り締まりにきます。


 現状出て来た【解言】は「鎮めろ、【星月夜ステラ・ニュクス】」のみ、元ネタは完全にBLEACHの【解号】です。


 少年漫画好きすぎてこう言うのばっかり仕込んじゃう。


 遺物アーティファクトは大型迷宮ダンジョンの十階層以上潜らなければ出会う事が不可能な特定の魔物を倒した時にしかドロップしません。特級~三級全ての階級で同じであり、苦労して手に入れたのに階級が低く扱いづらいなど、階級は高いがその分、自身の体力を食らうなどがあり、ピンキリが激しくなっております。


 特級【遺物アーティファクト】の名前が絵画や浮世絵にしてるのは作者の趣味です。【遺物アーティファクト】はあくまで人工物であり、人の手に生み出された物の名前をつけるのが良いなと考え、厨二要素をここにふんだんにぶち込むことにしました。現状、把握されてる特級【遺物アーティファクト】は9つしか無いんでそこら辺はタイミングを見計らって積極的に出していきたいです。


 そんなこんなで今回の設定開示回でした!

 次は『狩人、試験に挑む』にて、お会いしましょう!

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