第11話
魔導炉が微かに唸り、船体が風を裂く音と共に滑空してゆく。
飛空艇 《アースハウンド》の船体は、ヴァネッサが個人所有する数ある艇のひとつ――機動性と航続距離を重視した、遠距離用中型艇である。
深墨のような機体色は雲海に溶け込むように美しく、側面に小さく刻まれた七梢の紋章が風にかすれていた。
魔導炉の低い振動が船体を通じて響いている。
《アースハウンド》はゆるやかな下降軌道を描きながら、浮遊圏の空を南へと滑っていた。
四大大陸の一つ、——“ティール=ザイア”西端。
大地の裂け目と風導層の流れに縁取られたこの地は、浮遊圏において比較的安定した風圧領域にあり、かつては帝国の交易拠点としても利用されていた土地だった。
後部座席に座っていた想太は、窓越しに広がる雄大な地形へと目を向ける。
淡い霞の向こうに広がる深緑の大地。
その大地に抱かれるようにして現れた、ひときわ目を引く都市の灯り——
「見えてきたな。あれが“セレスタリア”だ」
ヴァネッサが操縦桿に片肘を預けながら、肩越しに指差した。
「高空交易と学術機関の集積地だ。空賊も普通に出入りしてる。国家の監視圏外だから、航団ごとの取り決めが通用する街ってわけさ」
「監視されてないのか?」
想太が訊ねると、ヴァネッサは短く鼻を鳴らした。
「ま、形式上はどの帝国にも属してないってだけで、誰かの財布にはなってる。でもここらの空域は“無所属圏”。あたしたちみたいな自由航団が自由に飛べる、数少ない空の窓口さ」
想太は頷き、窓外に広がる都市に目を凝らす。
飛空艇の前方には、巨大な都市が広がっていた。
幾何学的に組まれた街路は、まるで迷宮のようでありながらも、秩序だった美しさを持っていた。
屋根は煉瓦色から深い紺色、そして緑青色まで、陽光に照らされるたびにきらめきを変え、その中心にそびえる白亜の塔が、都市の心臓のように風を受けて佇んでいた。
塔の頂には、魔導気象観測用の風帆と、巨大な羽根型の風導盤。
それがゆっくりと回転し、セレスタリアの空を測り続けている。
「……でかいな」
「そう。気象と魔力濃度の監視塔。都市全体の魔導バランスを保ってる。で、その塔の周囲が商業と文化の中心街。レストラン街もあるぞ」
ヴァネッサの口調は軽いが、どこか誇らしげでもあった。
「空から見ると……まるで生きてるみたいだな」
思わずこぼれた想太の声に、ヴァネッサが静かに頷いた。
「ま、あたしにとっちゃ見慣れた光景だけどな」
街の外周には風よけの森が取り囲み、そこを抜ける風が魔導帆塔に導かれ、都市全体に穏やかな空気の流れをもたらしていた。
広場から伸びる道々には多様な種族の人々が往来しており、空賊だけでなく、交易商、魔術士、機工士、学士など、さまざまな肩書きが交差していた。
その景色は、まるで細密画のように繊細だった。
赤褐色の屋根が斜面に沿って連なり、中央には白石造りの円形劇場と、尖塔を抱く気象観測塔。
その周囲には、まるで幾何学的に張り巡らされた通路と橋が複雑に交錯していた。
「……風が、違う」
低くつぶやいたのは、イゼルだった。
窓際に寄り、長い睫毛を伏せるように目を細めている。
「下の風は、混ざってる。土地の息と、人の声と……水の記憶。……あんまり得意じゃ、ない」
彼女の声は相変わらず小さく、感情が読み取りづらい。
だが、想太には彼女の目が、ほんのわずかだけ――不安げに揺れたように見えた。
「人混みが苦手なんだ、イゼルは」
ヴァネッサが軽く笑い、舵をわずかに切る。
「ここに来るのは初めてだろ? ま、ついて来な。ここの飯は、飛空艇の中とはまた違った味がする」
やがて《アースハウンド》は、都市外縁にある小型飛空艇用の着艦プラットフォームへと接近した。
滑らかな操作でヴァネッサが降下を始め、マジックラインによる着陸制動が作動する。
浮力がゆるやかに減退しプラットフォームの滑走板に接地すると、船体が一度ゆるく揺れた。
「さ、行くぞ」
舷窓から降り注ぐ斜陽が、ヴァネッサの黒髪を橙に染めていた。
ハッチを開けると、街の空気がなだれ込むように流れ込んでくる。
少し湿気を含んだ暖かな風。
香辛料と機械油、果実と魔導石の匂いが混ざり合った、まさに“生きた街”の空気だった。
石畳に、夕陽が溶け込んでいた。
街の外縁に設けられたプラットフォームの通路を出て、想太はヴァネッサとイゼルの後に続いて歩き出した。
足元を踏みしめるたびに、かすかに温もりを残した石の感触が伝わってくる。
それは地上では当たり前だった“感覚”のはずなのに、今ではひどく懐かしく、そして新鮮だった。
「……人が多い」
想太は思わずつぶやいた。
セレスタリア。
その名が風に乗って響くだけで、どこか詩のような響きを持っている。
眼前に広がるのは、階段状に起伏を持つ街並み。
高低差を活かした建築が連なり、互いの屋根と屋根の間を渡る小道や回廊が、まるで都市そのものが“空中迷宮”であるかのように折り重なっていた。
石造りの家々は、年月に磨かれた温かな灰白色で、その壁面には風紋を模した装飾が彫られている。
窓枠からは花を植えた鉢が並び、木製の扉には魔導封印の簡素な符が刻まれていた。
「セレスタリアは、浮遊圏でも珍しく“古い構造”を持つ街なんだ」
ヴァネッサが歩きながら語る。
「都市魔導炉が組み込まれる前から存在していた。ようするに“歴史”がある街なんだよ」
高所から見下ろせば、街全体が時計回りにゆるく渦を巻いているようにも見える。
それは風の流れをそのまま都市設計に取り入れた、“風律建築”という古式様式によるものだった。
想太はその景観の隅々にまで、目を奪われていた。
天井のように覆う浮雲が夕焼けに染まり、街灯がひとつ、またひとつと灯り始める。
ランプには魔導石がはめ込まれており、青白い炎が一定のリズムで揺れている。
「うわ……」
少し離れた階段下の広場では若者たちが楽器を奏で、子どもたちが風船のような球体を飛ばして遊んでいた。
その合間を縫って屋台が立ち並び、香ばしい油の匂いや、蜜漬け果実の甘い香りが漂ってくる。
「……賑やかだな」
想太は、自分がかつて暮らしていた街や場所が、どこか遠い世界のことにようにさえ思えた。
空は戦場だった。
風は敵機の影を運び、機体は死を運ぶ鉄の棺だった。
だが、ここでは穏やかな雰囲気が街を包み、人が笑い、光が揺れていた。
「……なんか、落ち着く」
ぽつりと呟くと、後ろから歩いていたイゼルがわずかに頷いた。
「この街の風は、……記憶を運ぶから」
「記憶?」
「うん。古い風には、古い声が残ってる。悲しいのも、嬉しいのも……混ざって、やさしくなるの」
彼女の声はまるで、風鈴の音のように細く、けれど確かな余韻を残した。
しばらく歩いた先に、木造の梁が目印の食堂があった。
看板には「風庵亭」と彫られ、扉の前には香草の束が吊るされている。
「さぁ、入りな。ここがあたしのお気に入りだ」
ヴァネッサがそう言って、扉を押した。
想太が最後に扉をくぐる瞬間、振り返ると、石畳に夜の帳が降り始めていた。
空の色が、濃い藍に変わってゆく――
街の灯と空の青が重なり合う、幻想のような時刻だった。
「おう、ジョーカーじゃねぇか!」
扉を開けた瞬間、馴染みのあるような野太い声が飛んできた。
「やかましいな、ユク。客にそんな声量出すなって何度言った?」
ヴァネッサが笑いながら返すと、店の奥からひときわ大柄な男が現れた。
油で黒光りした前掛けを巻き、片手には大ぶりなフライパン。
白髪混じりの髭が頬まで伸び、額に巻いた布からは調理中だったことがうかがえる。
「ったく、急に来るんだから困るぜ。来るって分かってりゃ、特等席を用意してやったのに」
ユクと呼ばれたその男は、想太とイゼルに目をやり、にんまりと笑った。
「奥の台座席ならまだ空いてるぞ。混む前に座っといたほうがいい」
店内は木の香りが残る柱と梁で支えられた、高天井の吹き抜け構造。
明るすぎないランプが所々に吊るされていて、炎ではなく魔導石の淡い光が空間を照らしている。
柔らかな風がどこかから吹き込んでおり、空調など無いはずなのに、まるで“空そのもの”が店の中に流れているようだった。
壁際には本や楽譜が積まれ、小さな舞台には笛と弦楽器が並んでいる。
この街では、食と音楽は常に寄り添っているのだろう。
「さーてと」
ヴァネッサに促されて腰を下ろすと、座面がふわりと身体を受け止めた。
魔力で浮かせた簡易浮座のようで、身体の重さに合わせて沈み方が変わる仕組みらしい。
「……すご」
「好きなもん頼めよ?どうせ今日は何も食ってねーんだろ?」
メニュー板が木の器に挟まれて出されると、想太は目を通し、数秒固まった。
《月喰の岩魚の薫煙煮》
《ナスカ蜂蜜酒仕込みの黒茄子肉詰め》
《風根蒸しとスパイダ芋の冷霧和え》
《赤風果の醗酵汁(温)》……。
「……えっと……これ、どれが……主食、なんだ?」
ヴァネッサは吹き出し、イゼルは目を伏せたまま、「……みんな、主」とぽつり。
「なら、オレが選んでやるよ。ジョーカーはいつものだよな?すぐに出してやる」
ユクが笑いながら奥へ引っ込み、香ばしい炒め油の音が聞こえ始める。
想太はふと、天井を見上げた。
そこには、小さな風導の穴があり、絶えず風が店内を巡るよう設計されていた。
風の流れは一定ではなく、ときにふっと肌をなで、ときに背中を押す。
ただそれだけで、ここが“自然の中にある場所”だと不意に感じさせられる。
「……不思議な場所だな」
想太の言葉に、ヴァネッサが小さく笑った。
「そうか?あんた、時々変なこと言うよな?」
「…うるさいな。この前言ったろ?俺が住んでた街のこととか」
「トーキョーだっけ?そんな街聞いたことねぇけどな」
彼女には伝えていた。
零戦のことや、東京での暮らしのこと。
少なくとも浮遊大陸や“スカイ・アーク”と呼ばれるこの世界のことについては、“聞いたことも見たこともないと”はっきり伝えていた。
想太は薄々思っていた。
自分が、“得体の知れない世界”に来てしまっているんじゃないかと。
レイと会話した時からだ。
空の裂け目の話や、レヴァン・ノードでの生活。
彼の中で、次第にはっきりと線を描いていく違和感があった。
どう見たってここは日本じゃない。
街に建ち並ぶ建物も、行き交う人々の暮らし方も。
「言葉」は通じるが、それ以上に拭いきれない“疎遠さ”があった。
それをどう整理すればいいのかもわからなかった。
ヴァネッサはといえば、自分の話を信じているのか信じていないのか…
なんにせよ、想太は自分が今置かれている状況がまともじゃないということだけは分かっていた。
やがて湯気の立ち上る香ばしい皿がテーブルに並び始める。
空の下の一夜、風の宿る食卓。
ランプの灯りに、彼の黒髪が柔らかく照らされていた。
「はいよ、まずは“風根の蒸し合わせ”だ」
木製の皿に乗せられて運ばれてきたのは、灰緑色の繊維質を持つ根菜が蒸し上げられ、黄金色の澄んだソースで包まれた一品だった。
蒸気の奥から漂うのは、わずかにナッツと柑橘を混ぜたような香り――それはこの世界の土と風に育まれた素材の匂いだった。
続いて次々に届く料理。
《月喰の岩魚の薫煙煮》は身がほどけるほど柔らかく、皮は炙られて芳ばしい。
《スパイダ芋の練り焼き団》は弾力ある皮の中に、濃厚な芋の甘みが詰まっていた。
そして、ドン、と運ばれたのは琥珀色の大ジョッキ。
冷えたグラスに注がれた泡立つ液体が、テーブルを賑わせる。
「“ヴァルミン麦酒”って言ってな?このあたりじゃ有名な麦から醸してる。泡は粗いが、香りが抜群なんだよ」
ヴァネッサが躊躇なくジョッキを持ち上げ、喉を鳴らすように飲み干す。
「っくあぁ……! ……やっぱこれがなきゃ始まんねぇな!」
豪快な笑みとともに、もう一口。
その様子を見て、想太は思わず口元を緩めた。
一方、イゼルは小さなカップに入った果実酒をちびりと口に運んでいる。
だが、その表情はあいかわらず淡く、言葉もなかった。
想太もまた、慣れない料理を前に、どう口をつければいいか測りかねていた。
「あの……このソースって、どうやって……?」
「おい、なんだよお前ら」
ジョッキを置いたヴァネッサが、呆れたように二人を見て肩をすくめた。
「そんな畏まんなっての。もっと気楽にパーっと行こうぜ?!」
その一言で、想太もイゼルも少しだけ表情を緩めた。
ヴァネッサの言葉はいつも率直で、妙に心に引っかからない。
まるで水が透けていくように自然で、居心地がいい。
「それに――」
と、彼女はジョッキの縁を指先でトントンと叩いた。
「イゼルはいい子だからな。……想太、お前手ェ出すなよ?」
「……なっ!?」
想太がむせかけ、イゼルがほんの僅かに目を丸くした。
その顔はすぐにいつもの無表情に戻ったが、耳がほんのり赤く染まっているのは、見逃せなかった。
「急に何言ってんだっ……!?」
「冗談だよ冗談」
ヴァネッサは笑いながら、またジョッキを傾けた。
イゼルは目を伏せながら、囁くようにぼそり。
「……手を出すって…?」
「……え?」
「どういう意味?」
「…え、えっとぉ」
沈黙。
そしてその直後、ヴァネッサが思い切り吹き出した。
「おまえらさあ! もっと騒げよ、せっかくの地上飯なんだぞ?!」
魔導ランプの灯りが揺れ、香ばしい匂いが広がり、外の風が店内の音と笑いを運んでくる。
静かだった食卓に、少しずつ、言葉と感情が染み込んでいく。
想太はそっと料理を口に運び、微かに目を細めた。
(うまい……)
感じたこともないような“味”だったが、どこか懐かしい景色を見たときのような、——そんな温もりがあった。
食事の余韻が、静かに卓を包んでいた。
卓にはまだ数皿の料理が残り、香辛料の効いた香りが漂っている。
ヴァルミン麦酒を傾けていたヴァネッサの指が、くるくるとジョッキの縁をなぞっていた。
イゼルはといえば、箸を進める速度は遅いものの、黙々と一つひとつ丁寧に口へ運んでいた。
想太はスープの碗に手を伸ばしながら、少し遠くを見るような目になっていた。
「……うまかったな」
想太がぽつりとつぶやくと、ヴァネッサが片肘をテーブルに乗せたまま、軽く頷いた。
「だろ? よくここには来るんだよ。ま、つっても月に一度くらいだがな」
「この街が“空の上”にあるなんて、いまだに信じられねーけど…」
「ふん。お前がどっから来たのかは知らねぇが、あながち空の裂け目から来たっていうのもあり得るのかもな」
「やっぱそう思うか?!」
「…あり得ねー話だけどな。普通に考えれば」
「でも、この前カザンも言ってたんだ。“外”から来る人がいるって…」
「アイツの言うことはまともに聞かない方がいいぞ?大体、空の裂け目は“死の空域”と呼ばれてる。あそこを通過できる飛空艇は、この世界には存在しねー」
そう言ってヴァネッサは、窓の外に目をやった。
その視線を追いかけるように、想太も空に瞬く星々を見上げる。
しばらくの沈黙。
想太は、手元に残ったぬるくなった麦酒を口に運んだあと、そっと口を開いた。
「……イゼルって、昔から飛空艇に乗ってたのか?」
ヴァネッサの目が、わずかに鋭さを増す。だがすぐに、それはやわらかな表情に変わった。
「いや、乗せたのはあたしだ」
「“弟子”とは聞いてる。アッシュから」
「……コイツを拾ったのは、あたしが“風梢”を任されて間もない頃だ」
ヴァネッサは指先で空いた皿の縁をなぞるように撫でながら、静かに語り出した。
「当時、ある浮遊帯の外れで、落ちかけた小型艇を救助したんだ。艇はほとんど原型を留めてなくてな。浮力帆は裂け、魔導炉も暴走寸前。……その中で、生きてたのがイゼルだった」
「ひとりで……?」
「……ああ。乗ってたのは盗賊まがいの自警団でな。子供を“風読み”として無理矢理使ってたらしい。イゼルはほとんど喋れない状態だったよ。痩せ細って、目も虚ろで……でも、風だけはちゃんと読んでた」
ヴァネッサの言葉には、苛立ちと哀しみが同居していた。
「それからしばらくは艦で寝泊まりさせて、医者に診せて、飯食わせて……。話しかけてもほとんど答えなかった。けど――」
「風にだけは、反応した。風の向きが変わると、眉が動いた。帆の張り方で空気が変わると、足が動いた。……“本能”で風と繋がってる。それが、イゼルの当時の生き方だったんだ」
想太は思わず、イゼルのあの軽やかな“飛行”を思い出した。
小さな肩と、静かな足取り。そして言葉よりも“風”に反応するその在り方――それがどれほどの孤独の中で育まれたものなのか、頭の中で想像した。
「言ったろ?」
「え?」
「イゼルは“いい子”だって。誰かに甘えたり、泣いたり、怒ったりする方法を知らないまま生きてきた。……だからあたしの隊に入れた。風だけを頼りに生きてきたやつが、風梢には必要だったからだ」
ヴァネッサの声は、今にも消えそうな夜風のようだった。
「家族なんて気の利いたもんじゃないけどさ、せめて――“背中預けられる居場所”くらいにはなりたくてな」
想太は麦酒のカップを握ったまま、言葉を見つけられずにいた。
ヴァネッサはふっと笑って、テーブルを指で叩く。
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