K3年
この国は変わってしまった。
物怪を視えなくなってしまった国民は私達に刃を向けた。
国民達は新たな政府に希望を持ち、神仏の加護が強い帝に助けを求めた。
私達の仲間も首都に滞在する期間が長くなるにつれ、物怪を認知できなくなった。
手練の剣士であった沖田も遂に物怪が視えなくなり、地方にいた時から取り憑かれていた物怪に殺されてしまった。
しかし、仲間達は物怪が認知できなくなっても武士らしく誇り高く散った。
私も物怪が視えなくなってしまった。
神仏の加護を受ける事もできない。
それでも私は最後まで武士として生きるつもりだ。
副長 土方
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