第3話 私と朝と非日常
私にとって朝から一日動くということは非日常である。正しくは非日常になった。
起立性調節障害になってからというもの私にとって朝早く起きて1日中動くということは大きなイベントである。
小さい頃次の日の遠足のためにいつもより早くおふとんに入り朝早く目覚める。あのころの感覚に似ている。
それくらい珍しいものになったのだ。
私のやりたいことのうちの1つとして朝から一日動くという目標がある。モーニングとか1日中お洒落な日を過ごしてみたかったりする。
だけれども私の今の日常は数年前の私にとっては
非日常である。
今の私は目が覚めても2時間体が全く動かないので
ベッドの上にいることしかできない。その中でアプリを使ってネットサーフィンをしたり、勉強をしたりするけれど。
当時の私は6時には起き6時半頃には家を出て駅に行き電車に乗って学校に行き7時過ぎから勉強をする生活を送っていた。朝6時に駆け抜ける自転車との風。その風を浴びるのが日常だったのだ。
同じ場所でお互いが日常と非日常を送っているだけでなく私自身、自分自身の中だけでも日常と非日常が繰り広げられているのだ。
今こうやってエッセイを綴っていることも当時の私からすれば非日常なことでびっくりしていることであろう。それもまた面白い。
日常と非日常が手を繋いでるこの世界で @6a_ruqua
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