主人公の腹黒さ+昭和の野球に現代の概念=だがそれが面白い!

まさに昭和時代の野球界は、漫画で散々描かれてきた「スポ根」を地で行くようなスパルタの世界。

そこに現代知識を持った令和のプロ野球でそこそこ活躍したプレーヤーだった主人公が、昭和に転生して当時の野球界の常識をぶち壊しながら、某三冠王バッターを彷彿とさせるとことんなまでの「オレ流」と、己の理想の実現のために利用できるものは利用して成り上がる用意周到さ(腹黒さ)で野球界で成り上がっていく様は、まさに爆笑です。

物語に加えて、当時のプロ野球事情にまつわる小ネタ(選手の元ネタを知っているとクスリときます)もあるので、何度読んでも飽きないです。

…本編は終わりましたが、番外編も(良くも悪くも)主人公らしさ満載になりそうなので、今後も楽しく読ませてもらいます。

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