第10話
叔父さんはゆっくりと話し出す。
「わたしが巨大ターミナルに足を運んでいたのは、諜報員として世界中の世界平和の維持を監視していたんだ。ところが二年前、アフガニスタンを含む3カ国が未だに核を使って戦争しかけているんだ。そこで日本人としてわたしが各国と話し合いをして情報だけ報告していたんだ。どうしても戦争を起こしそうになるんだ。今にも、核を落とすんじゃないかと日本の諜報員仲間と話してたんだが、アフガニスタンの話しはわたしに一任されていたんだ。でも余命1週間だ。そこで、俊君ならと思って相談させてもらったんだ。俊君、身元を調べさせて貰ったんだが分からなかったが信頼に足る人だと判断した。この話をすることで二人が恨みを買わないといいんだが、、、わたしじゃ駄目だった。断ってもらってもいいんだ。話は理解してもらえたかな?」
俊「それで良性腫瘍ができたんですね。僕の身元は調べられないようになっています。まさか僕の元に報告が来てないとは。確かに小さな国ですからね。報告が来てないのも分からなくもないが、ほっておけないですね。分かりました、その案件、僕が引き継ぎます。」
奏は怖い話しについていけずにいたが、叔父さんの仕事を理解していた。
「奏、今の話、理解してるね。この話は俺が話さなければならない話だ。俺だけじゃ3カ国のトップを集めて話すことに説得力として同じ意見を言ってくれる人が必要になる。俺、実は弟がいるんだ。奏も会ったことある人だよ。今から呼ぶから四人で話そう。叔父さん、いいですか?」
すると俊はすぐに連絡を取って、ヘリコプターで向かってるから5分で着く。と言い、奏は叔父さんと話しながら俊はモルヒネの計算を始めた。
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