第6話
そして叔父さんと巨大ターミナルに行く度に俊と会ってデートし、新しく服を買ったり出会ったカフェで話し込んだりしていた。奏はお小遣いを貰っていたが、服代すらも俊が払ってくれていた。
そのように自然と俊はしてくれたことに、奏は舞い上がっていたがこれはお付き合いしていることになるのかな?行動は彼氏なんだけど言葉を貰えないなぁともやもやと少ししていた。
2回目に会ったとき、土日だったため一泊することになっていた。巨大ターミナル内でも1番綺麗で見晴らしもいいホテルを俊は用意してくれていた。
そこで初めて二人でベッドに入る。自然と大人の関係になった。奏は初めてだった。まさか俊も初めてだった一言を聞き、奏は嬉しくなってますます俊にのめり込んだ。
俊はいろいろと資格を持っていて特別な立場にあることを奏は聞いた。そして二人はホテルで奏の勉強を教えて貰ったり、新しい服や下着を買ってもらっては俊に身を預けていた。
そこで言葉にせずとも交際している関係になっていることに奏が気づいたときに、奏はあえて言葉で聞いてみた。
奏「ねぇ俊、私たちって付き合ってる関係でいいの?」
俊「そうだねぇ。そうかな。」
奏「じゃあさ、将来結婚する?」
俊「そうだね。それが理想。」
奏は嬉しくなって流行る気を抑え切れずにわーいと声を出していた。その後も二人は毎週末ホテルで過ごす時間を楽しんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます