第6話

そして叔父さんと巨大ターミナルに行く度に俊と会ってデートし、新しく服を買ったり出会ったカフェで話し込んだりしていた。奏はお小遣いを貰っていたが、服代すらも俊が払ってくれていた。

そのように自然と俊はしてくれたことに、奏は舞い上がっていたがこれはお付き合いしていることになるのかな?行動は彼氏なんだけど言葉を貰えないなぁともやもやと少ししていた。


2回目に会ったとき、土日だったため一泊することになっていた。巨大ターミナル内でも1番綺麗で見晴らしもいいホテルを俊は用意してくれていた。

そこで初めて二人でベッドに入る。自然と大人の関係になった。奏は初めてだった。まさか俊も初めてだった一言を聞き、奏は嬉しくなってますます俊にのめり込んだ。

俊はいろいろと資格を持っていて特別な立場にあることを奏は聞いた。そして二人はホテルで奏の勉強を教えて貰ったり、新しい服や下着を買ってもらっては俊に身を預けていた。


そこで言葉にせずとも交際している関係になっていることに奏が気づいたときに、奏はあえて言葉で聞いてみた。

奏「ねぇ俊、私たちって付き合ってる関係でいいの?」

俊「そうだねぇ。そうかな。」

奏「じゃあさ、将来結婚する?」

俊「そうだね。それが理想。」

奏は嬉しくなって流行る気を抑え切れずにわーいと声を出していた。その後も二人は毎週末ホテルで過ごす時間を楽しんだ。

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