第7話 “私”のご主人様は私の夫⑤
ハイブリッド型アンドロイドの“私”は普通の女性よりは少し……いや、かなり重い。きっと康博さんより……
それが恥ずかしくて『私、絶対!康博さんより重いから!!』と耳打ちしたら抱き上げられて唇を奪われた。
康博さんの僅かに伸びたお髭が“私”の顔に触れた時の『シャリ!チクッ!』とした微かな痛みに私は“男の人”を鮮烈に感じ、夢中でカレを飲み干そうとした。
私の中に
それから程なくして……
私は“女性”になった。
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