ハリガネムシに紐をつけて尿道を行き来させると気持ちいいんですが?

柳谷(もはや声に疲れがある)「こんばんは」

相談者(テンション高め)「こんばんは!!」

柳谷(嫌な予感)「お名前年齢を」

相談者「田丸、29歳、運送業です!最近“ハリガネムシ系男子”です!!」



柳谷(深く息を吐いて)「……ご相談を、どうぞ」

相談者「あの……最近SNSとか番組で話題になってるじゃないですか、

“ハリガネムシ”。

で、僕も飼い始めたんですよ、ハムちゃんって名前で。

で、試しに**先っぽに糸結んで、尿道に通してみたら――

これが……めっちゃ気持ちよくて!!!!!!!!!!!!!!!!」



柳谷(机バンッ!)「おい!!ブームになるな!!!!!!!!!

なんで今週、**“尿道”と“生物”がトレンド入りしてんねん!!!!!」



今夜のゲストは、感染症内科学・性的異物依存症の専門家、

**布施 剛志(ふせ・つよし)**先生です。



布施(顔を覆いながら)「こんばんは……

この回には、医者としてではなく、人として向き合います……」



柳谷「田丸さん、まず言います。

それ、“感度の問題”やなくて、“末期の破壊願望”です。

自分の尿道を**“アトラクション”扱いすんな!!!!!」



相談者(ノリノリ)「でも、“出し入れ”がクセになるんですよ!!

“ハムちゃん帰ってきた~!”って感じで、

おかえりなさいの快感が……あっ、今もちょっとやってて……あぁ……ふぅ……」



柳谷(顔伏せる)「放送中に“ハリガネムシで絶頂”すな!!!!!」



布施(真顔)「繰り返しますが、

ハリガネムシは人体寄生を目的とした生物ではありません。

また、紐や糸で制御したとしても、

内部で体液を吸収し**“サイズ変化・暴走・自切”が発生します。**

結果、内部で千切れ、摘出不可能になった例もあります。」



柳谷「つまり、

**“気持ちいい”の代償に、尿道が“生物死体の廊下”になるってことやな」



相談者(急に冷静)「……あっ……

……ハムちゃん、引っ張っても……出てこない……

先生……どうすれば……ッッ!!!!」



布施「病院。すぐ病院。泌尿器科。説明は“割愛”でいいので“とにかく出したい”と言って。

さもなくば、膀胱内発酵によるガス破裂もあり得ます。」



柳谷(うなだれながら)「……ということで今夜もまた、

人間の快感が、どこまでも“細くて長い生物”に依存しはじめた現象を拾いました。

子供は寝なさい、大人も寝なさい……

起きてるのは、今夜も――おかえりと言った瞬間、もう帰ってこない生物を抱えた、あなた……」

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