オナニーで発電できれば、原発はいらないと思うんですが?

柳谷「こんばんは」

相談者(やや興奮気味)「こんばんはッ!!

あのッ!!真面目な話なんですけど、

“オナニーで発電”って、本気でやれば原発いらないんじゃないかって……思いまして!!」



柳谷(即俯く)「……出ました、“性エネルギー永続型社会主義者”」



柳谷「今夜は、“人体発電の可能性と倫理的限界”について。

お迎えしたのは、生体発電・エネルギー工学の専門家、**棚網 誠(たなあみ・まこと)**先生です」



棚網「こんばんは。“出す”だけでは、社会は動きません。

“どう受け取るか”が肝です。」



柳谷「では相談者さん、具体的にはどうやって“発電”するんですか?」



相談者「はい!!

あの、オナニーって、かなりのエネルギー消費あるじゃないですか?

だから、腰の動きとか、呼吸とか、脈拍とか、ぜんぶピエゾ素子で拾って、

一人シコるたびに“ポチッとLEDが光る”ってやつから始めて、

最終的には**“一射=1kW”の社会目指したいんです!!!!!!」



柳谷(ずっと顔伏せてる)「“1射1キロワット”て、

ちんちんを原子炉にする気かお前は。」



棚網(めちゃくちゃ真面目)「理論上、

オナニー一回で消費されるカロリーは約15〜50kcal程度。

それを100%機械的エネルギーに変換できたとしても、

LED電球を5秒光らせるのが限界です。」



相談者「じゃあ……僕が一晩に6回やってるのは……?」



棚網「“冷蔵庫に少し風が当たる程度の発電”です。」



柳谷「つまりオナニーで社会は回らない!!

それは“人間1人の夜”しか温められん!!!!!!」



相談者(やや涙声)「……じゃあ……僕の毎晩は……ただの……」



棚網(優しく)「……“文明には貢献しないが、あなたの心を守っていた発電”です。

それで、いいんです」



柳谷「ということで今夜もまた、

**“自家発電の夢と現実”**を照らしました。

子供は寝なさい、大人も寝なさい……

起きてるのは、今夜も――たった一人で社会を明るくしようとした、あなた……」

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