光速で手マンしたらどうなるの?
柳谷「こんばんは」
相談者「こんばんは」
柳谷「お名前年齢お願いします」
相談者「伊藤、22歳です……」
⸻
柳谷「ありがとうございます。さて、今夜のご相談は“とても速くてとても下品”。
そんな問題に真っ向から向き合ってくれるのがこの方、
現役理論物理学者にして、“性的な相対論の第一人者”、**駒井 反場(こまい・たんば)**博士です」
⸻
駒井「こんばんは。“時間と欲望の歪み”に詳しい者です」
⸻
柳谷「なんか既に不穏ですが、伊藤さん、ご相談どうぞ」
⸻
相談者「あの……光速で手マンしたら……どうなりますか……?」
⸻
(数秒の沈黙)
⸻
柳谷「もう“こんばんは”で切っとけばよかったのでは?」
⸻
駒井「いいえ。これは素晴らしい問いです。
まず前提として、“質量を持つ物体は光速に達することはできません”。
つまり、“光速で手マン”は物理的に不可能です」
⸻
柳谷「つまり、夢だったってことですね。良かった、地球は守られた」
⸻
駒井「しかし仮に、“限りなく光速に近い速度で指を動かせたとしたら”、何が起きるか。
それは、“指先が相手の局部を貫通して、蒸発”するレベルのエネルギーが発生します」
⸻
柳谷「エロどころか、核融合レベルですねそれ」
⸻
駒井「ええ、相対速度によって、皮膚と指の分子が激突する速度が原爆の衝撃波並みになります。
もはや“快感”ではなく、“終焉”です」
⸻
相談者「じゃあ……高速手マンは……?」
⸻
駒井「“愛を加速するな”。これが私からの忠告です。
欲望に任せたスピードは、物理も倫理も破壊します」
⸻
柳谷「はい、今夜も深いですね。“スローセックスは地球を救う”みたいな話になってきました」
⸻
駒井「ええ。ちなみに、光速に近づくと時間が遅れるので、“永遠に続く前戯”という可能性もあります」
⸻
柳谷「もうやめてください、倫理委員会がこちらに向かってきてます」
⸻
駒井「最後にひとこと。“愛とは速度ではなく、重力”。ちゃんと引力で惹かれ合ってください」
⸻
柳谷「ということで今夜も賢くなりました。
子供は寝なさい、大人も寝なさい……起きてるのは、今夜も――相対性に敗れた右手だけ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます