5人の超感覚者と1人の警察官による、型破り捜査✕人情ドラマ
- ★★★ Excellent!!!
舞台は歌舞伎町──
警察官:要 浩介は、署の受付で怪しげな会話を聞いたと情報提供をしていた少年:早音女 颯汰と出会う。
詳しく掘ると「リサイクルショップで、今夜はブランド品だけ狙おう」と万引きを企てていた男たちがいるらしい。
しかし、その会話は窓の閉まった6階から聞こえたという。
要 浩介は、探していた。"彼のような"人を──
「明るみにならない事件を解決するべく、"セオリー通り"じゃない捜査で解決する《非公式のチーム》を作りたい」
1つの信念を持つ警察官と、鋭すぎる五感により生き辛さを感じる少年少女、中年たち。
彼らが出会いと事件を通じて感じるのは、何の心か⋯⋯?
無駄のない文が清々しく面白い作品です。
1話ごとが短めなのに、展開が読めないところもあり、魅力的。
これは、ただの推理や探偵業ではないです。
この作品でしか味わえない特別な人情ドラマをご堪能くださいませ。
【超感覚者たち】※あらすじから抜粋
◆超聴覚:早音女 颯汰
─ 真実の囁きを拾う少年
◆超味覚:逸味 玲奈
─ 一口で嘘を暴く謎多き美女
◆超嗅覚:香井 真人
─ 香りの痕跡で犯人を追う大男
◆超触覚:白川 爽里
─ 痛みと引き換えに秘密を読み解く少女
◆超視覚:月視 碧
─ 都会に潜む闇を見通す男