各話の詳細あらすじ

難波のあきんどの娘「超ちゃん」とひとり言、平安京の才女「桐子姫」の女子トークで、物語が展開します。


第一話  難波のあきんど『南風堂』の初音

南蛮交易商の娘・初音(14)は商売口上と学識が武器。

姫・桐子に香を売った縁で“女房”候補に なる。


第二話~第三話 《おまんこ》を売る他

家族会議の末、初音は京へ行き“セックスと知性”を武器に生きることを決意 


第四話 桐子様

主人公の初音は、平安京の才女「桐子姫」の和歌に、南蛮ラテン語で応戦し頭角を現す 。


第五話 《恋愛管理》と《思想・宗教》

京に住みはじめた初音の一人語り。

桐子姫との対話を通して、京の生活構造と価値観への理解が進む。


第六話 超式部誕生

名を“超式部”に改め出世宣言。

京の女として、身体管理・アイデンティティの再構築を目指す。

雅な所作・うんちの仕方まで訓練 。


第七話~第九話  男達の和歌バトルほか

光源氏を含む貴公子が次々求愛。

桐子姫が、和歌の解説を通して、《男の魅力》の見分け方を解説。


第十話~第十一話  高速通信:光源氏ほか

光源氏と歌を応酬し初夜確定 。

セックスに利用するお香・作法を学ぶ。

桐子姫と女房早苗を観客にして光源氏を待つ。


第十二話 破瓜

処女喪失。光源氏とイチャイチャ。


第十三話 残り香

セックス後の余韻と、衛生・祈祷による後始末。


第十四話 末摘花

紫式部が訪問してきて、超式部にインタビュー。

交渉の結果、「ブサイク、末摘花」として、源氏物語に記載されて、ややふてくされる。


(了)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る