第2話 大好きな場所
彼女の一言から始まった
『草津温泉とかホテル予約してからだから一大行事だからなかなか行けないよね〜』
と言って来たから
『草津なら日帰りで良く行ってるよ』
ビックリした様だったけど
この日から温泉三昧の日々が始まった
草津 四万 別所 渋 野沢など日帰り温泉旅行が始まった
インターネットで『温泉 無料 寸志』で検索した
水上 湯宿 法師 伊豆にも行く様になっつた
ある雑誌の別紙に全国温泉無料クーポンが有る事に気づいてからは
2人で兵庫の城崎温泉や湯村温泉 島根の玉造温泉 鳥取砂丘にも行った
石川の山代温泉 岐阜の奥飛騨温泉 高山は春と秋の高山祭にも行った
本当に2人ならどこでも行けると思った
泊まりは車中泊が多かったけど唯一渋温泉の『かめ屋』さんにだけは年2回程泊まりに行った
6月の彼女の誕生日と12月の年越しだ
木造3階建の古い温泉宿
歩くだけでギシギシボヨンボヨンだけど大好きな所
外湯周り 温泉手ぬぐいにスタンプ 小古井菓子店のうずまきパンをお土産がいつものルーティンだった
6月はホタルが飛び回り
年末年始は大雪だった事も有ったけど
毎回楽しい思い出しかない
『こんどは家族皆んなで来たいなぁ』
私もそう思っていた
彼女 私 子供達3人の5人で行った時はいつものルーティンに加えて近くの地獄谷野猿公苑に行って温泉に入るお猿さんに癒された
帰りに
『毎年皆んなでこようね』
って笑顔で言っていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます