第8話 こどもの日
けさ(5.05.)、仕事から帰って、話をきいたら、父の体重が49kgになっていたらしい。こないだは、51kgって言ってたのに。
「おやじは、ちゃんと食ってたか」というので、「納豆をたべるつもりで、ごはんをよそっていたのを見たぞ」と圭吾に告げた。「やっぱりちゃんと食べないことにはどうにもならないからなあ」というわけだ。
ひさしぶりに、家の近くのおそばやさんで、ざるうどん。おれは店内で、そして圭吾の分は「持ち帰り」で。うまかった。いつまでもつづいてほしい。
ご主人ではなく、店員さんに、父の店の廃業のことを伝えた。
「また来てくださいね」と言われ、「ええ、また来ますよ」と告げた。食えるうちに食っとかないとね、なのである。ことしは、これが2回目だったと思う。
ざるうどんを食べる前か後か、記憶がさだかでないが、買い出しをした。今回は、おれ。メモを見ながら食料品を購入。
◎おかゆ(味のついたやつ)--- たまご、うめ、しゃけ、べにじゃけ。3~5コ。
◎トマト3つ入りパック
◎チューブに入ったみそ(あさり)
◎アロエヨーグルト(小さいやつ)
◎とうふ(小さいやつ)
◎ちゃわんむし(カップのやつ)
◎パン(小さいやつ5コ入りを3種類。そのうちの1つは、おれ用)
◎きしめん(おれの)
◎(小さい容器の)わんこうどん(圭吾の)
チャーシューとかは、今回なし。生ハムか何か、まだあったし。
おれは、たまにチャーシューとかパストラミポークとか、買って食べるし、圭吾は生ハムとかだろう。たぶん。たべやすくていい。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
おひるすぎ、おれがねむりはじめてしばらくしたころ、おれの部屋の前に圭吾が現れて、声をかけられて起こされてしまった。なにかあったのか?
1階のテレビが、こわれたらしい。うらをみたら、2011年製とあった。だったらもう、しかたあるまい。なおして使うようなものでもない。修理に出すにしても、そのあいだはどうするんだってこと。あたらしいやつをたのむ、というわけだ。いままでだったら父が自分でさっさとやってしまうところだったろう。でも、いまは無理だ。おれがやったほうが早い。
裏側の接続が複雑だからと考えたのか、業者を呼ぼう、などと言うのだ。そんなはずないだろうというのが、おれたち(圭太と圭吾)の意見。しかし、父はスマホで、その家電量販店に電話をかけるという。おれに話をしてくれといってふってきた。「この時期はいそがしくて、当日では無理」ということだったが、なんにしても選ばなきゃいけないし、「そちらにうかがいます」と告げて、車で向かった。父からは、5万円を手渡された。
テレビを買いに行く店は、父が名指しした店だ。冷蔵庫の搬入もやってもらったし、とのこと。だが、購入するテレビのメーカーは、どこでもいいという。なるべくならおなじメーカーのほうが、リモコンもそのまま使えるからいいなあと思っていたが、あたらしいリモコン、ついてくるはずだから、まあいいか。
24型だと、いままでのより小さい。32型が主流だという話もあるようだが、それだと置き場所に対して大きすぎる。その中間の大きさのやつを購入した。サイズの数字は不明。巻き尺ではかって、いままでのとおなじぐらいの大きさのものを選んだ。メーカーがちがってしまったが、受け入れる。古いテレビの引き取りと新しいテレビの購入で、合計4万円弱だった。2011年当時より少し安かった。父に1万円札を1枚かえした。
裏面の接続と初期設定は即座に完了。個人的には、液晶の反応速度がほんのわずかに遅いように見えた。2011年製のAQUOSのほうがよかったのではないかと思ったが、これでもちゃんと映る。その日のうちにすべておわらせることができてよかった。再三再四お礼を言われた。お安い御用だ。そういうことにしておこう。
古いリモコンから電池を抜いて、とりあえず神棚に置いた。いずれ処分することになる。
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