第11話 番外編 吉岡秋桜(1)

[作者からのおわび]

おしまい


作者から

2ヶ月の間ご愛読ありがとうございました。

…と1ヶ月前に書きましたが、すこし続編が書きたくなったので書きます。

[おわびはおわり]


[続きを書こうと思った経緯]

前嶋たちが暴動を起こす前、反対していた人は少ないながらもいたので、今回以降はそこにスポットを当ててみようと思います。

実はあの事件には『鼻歌を秋風に寄せて』の登場人物がほんの少し関わっていました。

これをきっかけに僕の他の作品も読んでいただけるととても嬉しいです。


[番外編本編]

2025年4月30日。

先輩から校則のくだらなさを聞き、去年の終わりから密かに計画していたものがついに明日実行なのである。

ただ、僕本人は別に校則がいいとも悪いとも思っていなかったのである。自分で言うのもなんだが、成績が優秀でスポーツ万能な僕は、校則がどうなろうと別にどうでもいい、自分は関係ないものだと思っていたが、無理矢理参加させられた。親に話すと、もうどうしようもないみたいな感じで、2学期に転校する気で着々と用意を始めた。

ただ、決起集会だけは参加しなければ、今度会った時に合わす顔がないので、嫌々学校から少し離れた公園に行く。


リーダーの前嶋が話し始めた。

「明日実行。宿題はふたつ。よく寝てくること、リュックの教科書を抜いて、各自の武装を入れてくること。じゃ、いきます。」

前嶋がみんなをぐるっと見渡して、拳を握り声を出す。

「えいえい」

それに続いて、前嶋以外の31人が拳を突き上げて

「おー!!!!」

と続いた。

僕も一応とても小さな声で、「おー」と言った。

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