-雷の章- 第二幕 『龍と鬼』プロローグ

あの日から、

突然ボクを取り巻く環境が変わった。



変わったと言っても、

ボクの立場が当主を退いたわけではない。



だけど……今、ボクの傍には飛翔が居て

華月と万葉が居てくれる。




まだ幼いボクには、

大人以上に立ちまわることは出来ないのかもしれない。




だけど……今は、

徳力の当主っと言う立場をもっと強く受け止めて

歩いていきたい。




繋ぎとめられた命を抱きながら



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る