第11話 球技大会の噂 後日談
「みんなこれを見てくれっす」
俊が勢いよく部室の扉を開け、新聞を見せてくる。
「お〜新聞部が書いたやつか」
新聞部と結んだ協定の内容は、必要に応じてお互いに情報を共有をすること、調査したことを記事のせてもらうことだ。
「あっここに響が言っていたことも書いてあリますね」
俺の推測したことも載せてもらった、確証はないからあくまでも説の一つとしての紹介だけどな。
「それと新聞部が調査部について取材をさせて欲しいって言ってたっす」
「わかった受けよう」
「これで〜私たちの知名度も上がるわね〜」
そう俺たちは今年できたばっかりの部活、情報を集めるためには知名度を上げといたほうがいい。
「それにしても響の推測力はすごいな納得したぞ」
〇〇年前
「皆さん今日は一日お疲れ様でした、皆さんのおかげで素晴らしい大会になりました。今日を通して、生徒同士の仲が深まったんじゃないかなと思います。これで球技大会は終わりになります、本当に皆さんお疲れ様でした」
当時の生徒会長が球技大会の閉会の挨拶を終え、生徒たちが教室へと戻る。
「会長お疲れ様でした」
「副会長もお疲れ、もう大会は終わってるよ」
会長は副会長の服を指して言った。
「えっ私ったらビブス着たままでした、恥ずかしい」
「倉庫に置いておいで」
「はい///」
副会長は小走りで倉庫の方へ向かっていき倉庫の扉を開ける、ビブスの置き場所が分からず電気を付けて探す。
「会長〜跳び箱がないですよ」
球技大会の
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