概要
悲しくはなかった。でも、少しだけ何かが動いた夜。
昨日まで別れ話をしていた彼女を駅まで送った夜。
自宅に戻った俺のもとに届いたのは、父からのがんの告知だった。
自宅に戻った俺のもとに届いたのは、父からのがんの告知だった。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!流してしまった思いがある人へ
小林直太郎さん。このかたをたくさんのカクヨムユーザーに知っていただきたく、レビューを書いております。
私たちの心の中で起きる小さな変化を、美しく端正な文章と無理のない構成で書き出すことのできる才能をお持ちです。確実に読む人の心をつかみ、自然に自分をかえりみる行動にうながすのです。小説の存在意義のひとつだと思います。
常日頃私たちは、思うことを思うまま伝えることが、実はできていません。むしろ思ったことを違う言葉に言い換えてしまうことも少なくありません。思ったことを流し去って、なかったことにしてしまうことさえ、往々にしてあるのではないでしょうか。
これからも書き続けてほしい作家さんです。応援して…続きを読む