第6話 ゼノス

※【前衛、放て!!】※


レジーナの炎を駆使した攻撃が始まる。


-----------〔エレメントバーニング!!〕----------


※【来るぞ!!別働隊の到着はもうすぐだ】※


----------〔サイレスプロテクト〕----------


レジーナの炎🔥をサーペントが無効化した。


※【早速だが頼めるか、ジーク!!】※


レジーナの指揮官がジークに作戦を。


ジークは、


【解った】


ジークは、両腕を広げて、


----------〔エレメントフィールド〕----------


レジーナの前衛部隊を無数の閃光が包み込む。


ジークは続けて、


----------〔ル.アーク.フォール〕----------


見えないカーテンがレジーナ全体を覆う。


 次々と放たれるサーペントの攻撃は全てカーテンに吸い込まれていく。


※【くそっ!!レジーナに治癒を使える者がいるのか!!】※


 乱れるサーペントの前衛部隊。そこに静かに現れたのは、


【おいおい、何だよ。これは?サーペントも地に落ちたもんだな】


※【ゼノス!!遅いぞ。何していた?】※


【英雄は遅れて現れて、ピンチを救うってね。盛り上がるだろ?】


 別働隊を指揮する白銀の盾、青白く輝く剣🗡️を持つ騎士が軽く剣🗡️を振りかざすと、


レジーナの前衛部隊は、


※【ふん!!こっちには完璧な防御が…ん?何だ?うわっ!!】※


※【おい!!ひっぱるな!!】※


※【下がれ!!落ちる!!!】※


 サーペントの騎士の放った太刀筋がレジーナの足元の大地に大きな亀裂が!!次々に落ちていくレジーナの前衛部隊。


※【チャンスです!!ゼノス様、追撃を】※


そう呼ばれた騎士の名はゼノス…


【いや、もうあれが出ているんだろ。扱えればの話だけどな。俺たちは離れるぞ】


ゼノスと呼ばれる男の上空に…



----------〔ル.アーク.プリズン〕----------



ジークの放った結界がゼノス達を覆う。


【ほう…治癒系か…こんなこと出来るのは…俺の記憶にないな】


ゼノスは剣をかざすと、


【下がっていろ、お前達】


 その剣🗡️の太刀筋は結界と💥!!凄まじいエネルギーが反動でゼノス達に跳ね返ってくる。


※【ゼノス様!!これでは我々も!!!】※


ゼノスは、


【跳ね返されたか…みんな俺の後ろにいろ】


ゼノスは白銀の盾を突き出して、


【この反動程度なら凌げるだろ】


その盾は凄まじい反動のエネルギーを弾くと、


ゼノスは、


【レジーナにこんな治癒を使えるのがいたのか…手が痺れて動かん。お前達、撤退だ!!後は出撃しているのに任せておけ】


※【えっ?出撃してるって?さっき言ったのって例のですか?ヤバ!!巻き込まれるぞ!!みんな急げ!!】※


ゼノスの部隊は全員退却を開始した。


【そうだ!!お礼をしておかないとな。こんな敵にはそうで会えないもんな】


ゼノスが再び剣を振りかざした。


 その斬撃は衝突で破壊された部分の結界を潜り抜けレジーナ前衛を超えて遥か後方に。


そしてジークの上空に、


【ヤバい!!】


ジークは間一髪で…回避。


【ピンポイントでここを狙ってくるとな…】


レジーナの指揮官が、


※【前衛以外戻れ!!幻獣だ】※



















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