第3話 巨大都市レヴァンス
【おい、お前、属性は治癒なのか?】
レジーナの管理官の男が話しかけてきた。
ジークは、
【ああ…そのようだが?何か?】
管理官は、
【A階にいけ!!緊急時に必要だ。あと、食事の世話は…】
ルナは、割って入って、
【はいはーい!!私がします。ジークとは兄妹なので】
ジークは、
【おい!!誰が兄…フグッ!!】
ルナはジークの口を塞いでる。
管理官は、
【お前もA階なのか?ちょうどいい。部屋は別でも同じでもいいが、お前の番号は?】
ルナは、
【私はA25869…です】
管理官はリスト表を見て、
【A25870に空きがある。ジークとか言う男、その部屋を使っていいぞ。さっさといけ。あと、このブレスレットを持っていけ。通信用だ】
ジークとルナは二人でA階向かい、
ルナは、ジークの腕を掴んで、
【良かったね、お兄ちゃん!!】
【誰が兄だ!!あんな嘘を】
【あながち嘘じゃないかもよ。だって、ほら助けてくれたし、運命的な出会いってヤツ❤️】
呆れるジーク、ご機嫌なルナ。
ゲートを潜ると、巨大な都市が、
ジークは、
【凄いな…これがレヴァンス…】
ルナも、
【何この大きさ…レジーナって凄い力あるんだね。数万人、それ以上住めるんじゃない?】
ジークは、
【とりあえず部屋に着いたら装備を買いに行くぞ。食料も…お前、金ないよな、たぶん】
ルナは、
【あったりー!!】
【威張るな!!装備はどうする?地上が安全とは限らないぞ】
【守ってね、お兄ちゃん】
【知るか!!…っていう訳にもいかないな】
【行くぞ、俺もあまり金ないからな】
二人は装備を整えるためショップに。
ルナは、ジークに、
【あっ!これ可愛い!似合うかな?私】
【そんなの防御に向かないぞ】
【素早く動けるよね。着てみる!!】
ルナは試着室に、ジークは自分の装備を。
なかなか出てこないルナに、ジークは、
【何やってるんだよ】
外から声をかけると、ルナはやっと出てきて、
【やっぱ、ちょっと…】
ジークは瞬きもせず、ジーと👀
ルナが、
【何か言ってよ…似合わないよね?】
ジークはただジーと👀
【もう!!何で何も言わないの?似合わないってことでしょ!!!】
ジークはただジー👀と見て、ぼぞっと、
【…最高だ…】
ルナは、聞き逃さず、
【えっ?そう?じゃこれにしようかな?でも値段次第だよな?】
【買う…気にするな…】
【ありがとう!!】
その装備は後ほど。
ジークのドストライクだったことは…
言うまでもありません。
【ジーク…なんか怖いよ…】
ジーと👀見続けるジークであった。
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