第12話 食事

部屋から出て廊下を歩き階段を降りまた廊下を歩き広い部屋に入った、

そこはまるで巨大なフードコートだ。

そこには色んな人?がいて皆食事をしている。

スゴい光景だと思い 歩いて行く。

ライルが「ここに座って待っていて下さい、

私が用意しますので。」

俺はコクンと頷き席に着いた。

待っているとライルがお盆にスープやパンにステーキとかを持って来てくれた。

ファミレスのステーキセットみたいだ。

テーブルに並べるとその大きさと量に 唖然とした。

ライルも身体が大きく 俺が169cmでライルの胸の高さ位なので2m位ありそうでそのライルが持っていたので普通サイズに見えたんだ……

周りのテーブルを見ても同じ様なサイズだ。

「どうぞ召し上がって下さい。口に合うと思いますよ。」とライル

「ありがとう。」といい まずは、スープを飲んでみる。「美味しい! 」口から喉を通って胃に入って行く感覚、まさに染み渡るって言葉を体現したようだ。

スプーンにナイフにフォークがありテーブルマナーとかもあるのかなって思いつつ

肉やパンを少しづつ口に入れる。

ちゃんと噛み締めるように。目をつむりしっかりと味わう………自然と目から(涙)が溢れて来た。

食事にこんなに感謝をしたのは初めてだった。

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