概要
2050年、走る能力の絶対値「タイム」が“絶対”でなくなっていた
小嶋克毅は、通信大会の切符を切るため、100メートルを疾走していた。
会心の走り。これ以上ない出来。
しかし、タイムは標準記録よりも0.22秒遅い、11.96秒。
「ウソだろ? そんな、そんな、ウソだ」
そう言えば、一昨年から導入されたものがあった。
――判定AIの、誤審?
会心の走り。これ以上ない出来。
しかし、タイムは標準記録よりも0.22秒遅い、11.96秒。
「ウソだろ? そんな、そんな、ウソだ」
そう言えば、一昨年から導入されたものがあった。
――判定AIの、誤審?
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