１分でだいたいわかるクトゥルフ神話の解説

クトゥルー神話、クトゥルフ神話、それからク・リトル・リトル神話。

これらは別のものを指しているようで、実は同じものを意味しています。

太平洋のどこかに沈んでいる海底神殿、そこに眠るずんぐりむっくりしたタコのような邪神。

それをアルファベットで書くと、

Cthulhu

悲しいことに、この偉大なる神様の名は、人間には発音することができません。それを、舌を噛み切りそうになりながら、何とかいい感じに読んだのが上にあげた３つの名前ということになります。

例えるなら、ヴァイオリンとバイオリンでしょうか。「ヴァ」という音は日本語にはありませんから、似たような音である「バ」を当てているのです。ちょっと違うような気もしますけど。

あるいは、こう言えるかもしれません。人間の、グールの、蛇人間の、太古の魔術師なりの呼びかたを表している、のだと。

こんな感じでクトゥルフ神話に登場する神話生物たちは、人によって呼び名が違います。それはその人が、なんとかしてその神様を正しい名前で呼ぼうとした努力の結晶なのです。たぶん、クトゥルフさまも泣いてます。

ですから、名前を間違えたことは気にしなくても大丈夫ですし、何なら、新しい呼び名を考えちゃってもいいと思います。

クトゥルフでいえば九頭竜（くずりゅう）と関連付けられることがあったり。「ＭＭ９」とか、何かのＴＲＰＧのシナリオでもあった気がします

そういうわけで、クトゥルー、とクトゥルフは同じものを意味しているのです。