第15話 体が熱い

体が熱い。


飲み過ぎで。



ホテルに泊まるメンバーと合流し、シャワーを浴び、近くの居酒屋へ行った。


時間無制限食べ飲み放題3500円。


皆、ものすごく飲む。


自分もだけれど、皆の体内に入った水分はどこへ行くのだろう、と毎回思う。


飲めば飲むほど時間感覚がなくなっていく。


まだ22時くらいだろうと思って時計を見たらもう23時、というように。


耳が遠くなり、声が大きくなる。


笑いの沸点が低くなる。



もういいよ



時々、夫の言葉が現れる


夫が言ったように、最初から泊まることにすればよかった。


どうして私は一時間半運転して帰り、翌日同じ道のりを運転してバレーして再び帰ろうと思ったのだろう。


わかっている。


4回パーキングに寄れるから。


でも、並んだ車好きな彼がいるかもしれない。


だから、夫の「もういいよ」を含めて、飲むしかない。


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