第13話
「…で。アンタは?彼氏と順調な訳?」
彼氏
そのワードに私の身体の全細胞が拒否反応を示し始めた。
ドクン…ドクン…
額から冷や汗が自然と出てくる
「…うん…」
「あっそ。案外続いてんだな。ま、当たり前だよな」
ドクン…
ドクン…
脈が早くなるのが分かる。
朝から何も食べてないからなのか、胃がムカムカしてくる。
頭から血の気が無くなるのが分かる。
それでも絢斗は、そんな事はお構いなしに話を進める。
「アンタが、俺と別れてまで一緒に居たかった奴だもんな。」
呼吸が乱れてくるのが自分でも分かる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます