期末テストが近づき、ハルカは図書室でケントに勉強を教えてもらっていた。図書室は静かな雰囲気で、窓から差し込む秋の陽光が穏やかに本棚を照らしている。ハルカは数学の問題集を前に、頭を抱えていた。

「うう…数学、難しすぎる…！ ケント、これどうやって解くの？」

「佐藤、ちゃんと聞いてろ。ここは方程式を…」

ケントが冷静に説明を始めるが、ハルカは集中できずにそわそわ。緊張と水分補給で、彼女の膀胱がピンチに。ハルカは膝をガクガクさせながら、突然席を立つ。

「トイレ…！ 我慢できない！」

「佐藤、勉強しろ。トイレばっかり行くんじゃない」

ケントが呆れた顔で言うが、ハルカは「トイレは私の聖域！ 我慢なんて無理！」と叫びながら、図書室のトイレへ猛ダッシュ。だが、走る途中で机の角に足をぶつけ、バランスを崩してケントにドーンとぶつかってしまう。

「うわっ！ 佐藤、どこ見てんだ！」

「ごめん！ でもトイレ…！ うわっ！」

ハルカが慌てて立ち上がろうとするが、勢い余ってケントの膝に倒れ込む形に。ハルカのスカートがめくれ上がり、ケントの目の前に彼女のパンツがチラリ。ケントは顔を真っ赤にしてそっぽを向く。

「佐藤、スカート！ めくれ上がってるぞ！」

「きゃあ！ 見ないで！ ケントのエッチ！」

「誰がエッチだ！ ったく、直せよ！」

ハルカは顔を真っ赤にしてスカートを直し、「トイレの神様、試練多すぎ！」と叫びながら図書室のトイレへ走っていく。図書室にいた他の生徒たちが「何！？」「ハルカ、またパニック！？」とざわつき、静かな空間が一気に騒がしくなる。

トイレにたどり着いたハルカだが、個室に入る直前でミキと鉢合わせ。ミキはニヤニヤしながらスマホを構える。

「ハルカ、勉強中にトイレパニック！ さっきのスカートめくれも見ちゃった！ 動画撮っちゃったよ！」

「ミキ、消して！ 私の黒歴史増やす気！？ 図書室で人生終わる！」

「ハルカのパニック、絶対バズるって！ ケント、顔真っ赤だったよ！」

ミキのからかいに、ハルカは「うう…恥ずかしい…」と呟きながら個室に駆け込む。「生きてる…！ トイレの神様、ありがとう！」と叫びながら用を済ませる。

だが、急いで出てきたハルカ、スカートにトイレットペーパーがくっついていることに気づかず、図書室に戻る。ケントがハルカの姿を見て呆れた顔で指摘する。

「佐藤、バカだろ…スカートにトイレットペーパーついてるぞ」

「え！？ うそ！？ 取って！ 取って！」

ハルカは顔を真っ赤にしてバタバタするが、トイレットペーパーがなかなか取れない。ケントがため息をつきながら近づき、トイレットペーパーを取り外そうとするが、その瞬間、ハルカがバランスを崩して再びケントに倒れ込む。狭い図書室の椅子に二人がもつれ合う形になり、ハルカの顔がケントの胸にピタリ。

「うわっ！ ケント、ごめん！ でも近い！」

「佐藤、離れろ！ ったく…重い…！」

「重いって言うな！ トイレパニックのせいだもん！」

二人がもつれ合う姿に、図書室にいたクラスメイトたちが「何！？」「ハルカとケント、密着！」「図書室でラブコメ！？」とざわつく。ミキが大爆笑しながら叫ぶ。

「ハルカ、ケントと図書室デート！ 密着シーンまで見ちゃった！ ラブコメ最高！」

「デートじゃない！ ミキ、黙れ！ トイレパニックのせいだもん！」

ハルカは顔を真っ赤にして叫び、なんとかケントから離れる。図書室の司書が「静かにしなさい！」と注意するが、クラスメイトたちは「ハルカ、トイレの妖精！」「ケント、ヒーロー！」と囃し立てる。

勉強に戻ったハルカだが、恥ずかしさで集中できず、再びそわそわ。すると、図書室の椅子がガタッと揺れ、ハルカが驚いてケントの膝に手を置いてしまう。ケントはまた顔を赤くして「佐藤、手！ どこ置いてんだ！」と叫ぶ。

「ごめん！ 椅子が揺れたから！ ケント、膝硬いね…って、そういう問題じゃない！」

「バカか！ 勉強しろ！」

ハルカのドジっ子行動に、ケントは振り回されっぱなし。ミキが「ハルカ、ケントの膝タッチ！ 恋のフラグ立ったね！」とからかうが、ハルカは「違うー！ ただのクラスメイト！」と叫ぶ。

テスト勉強は、ハルカのトイレパニックとラッキースケベなハプニングでドタバタのまま進む。その後、ハルカは図書室の窓際で一息つきながら呟いた。「テスト勉強、集中できなかった…。でも、ケント、いつも助けてくれてありがと…」

ミキが「ハルカ、次は図書室でトイレパニック期待してるよ！」と笑いながら言うと、ハルカは「もうパニックしない！」と叫び返す。図書室は、クラスの賑やかな笑い声でいっぱいだった。