虚構と沈み

 いつからだろう・・・・・



 この空虚な世界にいたのは

 

 生まれたときからそれとも前から?

 愛情を受けられないと知ったときから?

 

 誰が僕を沈めた?


 親?

 祖父母?

 学校の先生?

 通りすがりの人?

 それともジブン?


 この空虚は気持ちいいと感じていた・・・

 それがいつの間にか周りに増えてたものを見ていたら、ここが気持ちの悪い沼だと気づいた


 でも、気づいたところで抜けられない抜け出そうとしない

 そんな力がないと見えない声に言われるから


 見えない声がうるさいと感じて耳を塞いだ

 聞こえない形が煩わしくて目を瞑った

 吐き出せない毒が貯まるのが気持ち悪くて息を止めた

 それでもすべてが沼に水分として降り注いでくる

 

 沼は乾いてくれない

 


 僕は沼に溶けてくれない

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