王女との通信の後、司令室内は重い空気に包まれていた


 「抹殺しろって・・・そんなこと・・・」

 「できるわけないよ・・・」

 あやみやとアオバナは呟く


 「王女様・・・なんであんなことを言うんだよ・・・俺達に仲間を殺せっていうのか!?」

 モッフは怒り任せに怒鳴り散らす


 「仕方ない・・・」

 「仕方ない!?」

 くじらさんの言葉を聞いたモッフがくじらさんに掴みかかる


 「なんで、そんなこと言えるんだよ!?」

 「王女様は国と民を背負ってる―――いくら、過去に交友関係があったからと言ってその感情のまま動けば、数え切れない数の人達が犠牲になる・・・国のトップに立つということはそういうことだと俺は感じてる」


 くじらさんはモッフを見ながら冷静に話す

 「俺は納得できねぇ・・・絶対になにか道があるんだ・・・絶対に・・・」

 モッフはそう言いながら頭を抱えて考え始める


 「方法は・・・あるよ・・・」

 「!?」

 全員が声のする方を向くとそこにはごうやんが立っていた


 「ごうやん!?」

 「傷は大丈夫なの!?」

 アオバナとあやみやが慌てたように口を開く


 「うん・・・Qさんが魔力で回復ができる範囲の傷で済ましてくれたからね」

 「え・・・済ましてくれたってどういう・・・・」

 ごうやんの言葉にモッフたちは驚く


 「Qさん――――QRはまだ完全に怪物になってない・・・それを利用する・・・」

 そう言うとごうやんは椅子に座りはなし始める




 

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