第16話

核保有論。

 日本国土内で、核貯蔵庫を攻撃され、ロシアハイドロゲン並みの内部破裂から、逃れるなら、核保有は避け、空自で対抗すべしと言うのが、日本政権の決定であった。過去、琉球王国には、核ミサイルが大量にあったと言うが、日本最大戦闘力は、航空自衛隊に一本化され出していった。

 航空自衛官を挑発せし、政党は中層域にしか存在しない。考えれば、即決だが、弱小国土から国家機密を守りたいなら、独裁側面を残してでも、航空自衛官が、陸上自衛隊に苦杯を喫する珍事は、どうあっても、回避しなければならなかった。

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