第17話
核保有のリアリティとダイフク
ダイフク「福岡の中層域では、古典部族や、熊襲のブレーン団体に、5大都市の座を譲るべきという会話さえ出てる。」
「そんなに、国家機密って大切かな?」
ダイフク「アメリカやロシアに負けない事が大切な訳じゃない。もっと漠然とした、下剋上を回避したいんだよ。」
「私は、今の中層域の暮らしが好きだわ。」
ダイフク「君は、かつて、国家機密を暴く政党に所属していて、核保有さえ国会に持ち込もうとしたのに。」
「正直に言うわ。私、九州のバリアや中層域の司法に関しては、まるでアマチュアなの。だから、九州で、大切な人がマスコミやSNSに叩かれても、助け出せない。業務上過失致死でも、助け出せない。それって、核保有論より難しいジレンマだわ。」
ダイフク「俺は薩摩藩や熊襲に負けない。ただそれだけだよ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます