第10話

 仕事から帰り、彼は部屋で上着を脱いだ。


 その日は特に疲れ果てており、彼はベッドに倒れ込んだ。


 時刻は午後9時を過ぎていた。彼は夕食や入浴をする気にもなれず、そのまま死んだように眠ろうとしていた。


 彼は、自分は何かを忘れているような気がすると思ったが、疲れが彼を圧倒した。


 彼はついに考えることを止め、静かな寝息を立て始めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る