概要
離縁に応じた条件は義母が遺してくれた“ひとつのもの”
(2026.5.5 ベリーズファンタジー(スターツ出版)様より書籍化)
平民ながら才覚を見込まれ男爵家に嫁いだクロエは、家と商会を支え続けた。
義母の葬儀の日、クロエは夫から一方的に突きつけられた離婚宣言を淡々と受け入れる。隣には、深紅のドレスを纏った愛人。その勝ち誇った笑みに、クロエは思う。
――すべてを手に入れた、そう思って笑っているといいわ、と。
離縁に応じた彼女が掲げた条件はーー義母が遺してくれた“ひとつのもの”。
裏切りへの私情は無い。失ったものの価値を、彼らが思い知るその日まで。冷ややかに、容赦なく思い知ってもらうだけ。
※書籍化予定
※ カクヨムの特集「裏切られた人々」4選(カクヨム公式レビュワー柿崎憲 様)に選んでいただきました。
平民ながら才覚を見込まれ男爵家に嫁いだクロエは、家と商会を支え続けた。
義母の葬儀の日、クロエは夫から一方的に突きつけられた離婚宣言を淡々と受け入れる。隣には、深紅のドレスを纏った愛人。その勝ち誇った笑みに、クロエは思う。
――すべてを手に入れた、そう思って笑っているといいわ、と。
離縁に応じた彼女が掲げた条件はーー義母が遺してくれた“ひとつのもの”。
裏切りへの私情は無い。失ったものの価値を、彼らが思い知るその日まで。冷ややかに、容赦なく思い知ってもらうだけ。
※書籍化予定
※ カクヨムの特集「裏切られた人々」4選(カクヨム公式レビュワー柿崎憲 様)に選んでいただきました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!代償と、再生と。登場人物全員に注目してください!
ヒロイン、クロエは平民ながらその才覚を当主である男爵夫人に見込まれて嫡男であるアルベルトに嫁ぎます。
そして敬愛する男爵夫人が亡くなり、葬儀を迎え——。
すでに愛人のいるアルベルトは、クロエに離婚宣言を突きつけます。
書籍化された、という近況ノートの通知を見て読み始め、一気に読み終えました。
タグに「ざまぁ」があります。
しかし、作者様の作品では人間がしっかりと描かれていて、ただ爽快な気分を味わうだけの断罪やざまぁはありません。
もし誰かが堕ちていくなら、そこには理由があり、行動があり、その行動を導いた考えがあります。
クロエには、人を陥れるような行い、不実な行い、思いやりの心のなさ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!妻を裏切った夫が代償に支払ったものとは……
男爵家に嫁いだものの夫のアルベルトからは全く相手にされず、さらに義母の死とともに離婚を言い出されたクロエ。彼女は離婚する条件として、生前に義母から譲られたあるものをひとつだけ頂戴していくのだが……。
離婚後、義母から譲られたものの影響もあってどんどん成功していくクロエ。一方元夫のアルベルトはクロエを手放したことで、ものすごい勢いで落ちぶれていく。ここまでだったらスタンダードな「ざまぁ」展開なのだが、そこにスパイスを加えるのがアルベルトの愛人であるマリーの存在。
商会の娘である彼女はクロエの存在が邪魔になると考え、言葉巧みにアルベルトを操って、クロエを追い落とそうと暗躍する。このマリ…続きを読む