第4話 トランプの関税
トランプに一喜一憂し過ぎ。彼の前政権時代、その後の言動を見ていれば、50が100になったかも知れないが。今は予測できたこと。大風呂敷を広げて、次に小さな風呂敷を出して包む。最初から10%と云うより、50%と云って、20%にしとくと云う。それで喜ぶ連中もいると思っているのだ。株価はそれに敏感に動く、株価と云うのはそういうものだ。でも、長い目で見れば株はいい資産である。リーマンショックの時、私にお金があればぐっすり買ったであろう。日経平均は確か7800円であった。
それより、米国の国債の値下がりに注目した。中国が持っている国債をかなり売ったという説である。うなずける説である。国債の値下がりは、金利の上昇を産む。今の日本の政府予算の内、実質使える金額は4分の3である。後は国債の元金払いと利払いである。ある専門家がTVで対抗措置は愚の骨頂である、それより中国が売ったなら、その分日本が買ってトランプのご機嫌を取ったらいいと云っていた。TV向きの専門家は今しか見ない、だから信用に足らない。「阿保か」と云いたい。売れない国債を買い増してどうする?
トランプは正当に選ばれた大統領である。少なくともアメリカ国民の5割チョイ超しの支持を得ている。トランプでなく、アメリカ国民にメッセージすべきなのだ。私が中国なら「貴方の国の大統領は頭が狂っている。まともに相手にするに値しない。報復?私たちはしない?したくはないが国内世論がある。アメリカが100と云うなら20位のお返しはしなければならない。心苦しいがアメリカの国民に分かって欲しい」と云って、裏で国債を売る。
日本はどうする?それは前回書いている「大統領、手荒なことをしたら、日米安保条約は見直しもいいですよ」脅しが通用しない相手、逆に中国並みの関税をかけられるか(笑)
民主党に変わってもアメリカが2番目を叩く手法は変わらない。鞭か棒かの違いでしかない。日本が経済大国2番手になったとき、アメリカは何をしたか、日本はどう対応したか、失われた30年の引き金になったことは確かである。
トランプは前回何をなしたるや?コロナで100万人以上死なせて平然とした人物である。日本人の感覚では信じられない。アメリ人は忘れやすいのか、イヤ、日本人も同類かもしれない。ああ~、今日はアメリカの農産物大国にどう対抗するかを書く予定だった。人のことを言えたものではない。
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