第7話 140字その5
お題花粉症。
「へっくし!」
「花粉症?」
頷きそうになるが、モテる友人らしくキザな言い方すれば好感わくかもと思い……
「美しい華が目の前にいるからな! 鼻も恥ずかしがってるのかもな!」
「そ、じゃあ離れてるわね」
「え! ちょま!」
慣れない事はするべきではない証拠。真に受けられればこうなる教訓。
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解説。これは深緑の朱雀の登場人物北山乱。
彼は友人でモテる東龍次の言動を真似した。東はそのキザな言い回しで女の子にキャーキャー言われているから。
ただ彼は容姿も良いし、鼻につかない。北山とは違った(笑)
なお、相手の女の子、武内晶子は東のファンなので、東が同じ行動をすれば話は変わる。
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お題、新たな恋。
なぜあなたは他の女を選んだの?
許せない。どれだけ貢いだと思う? どれだけあなたを愛したと思う?
でも、もういいの。
あなたに愛想が尽きた。
私、新たな恋を見つけたの。
これからは彼だけを愛します。
……サヨナラ。
「……皆さん、握手会に来てくださりありがとう」
「キャー美波くん!」
……ただの推し変。
――――――――――――――――――――
解説。あるアイドルファンが、推しのアイドルの熱愛にショックを受けたのと同時に愛が冷めた図。
新たな恋というか、新たな推しです。
で、その推しは深緑の朱雀の主人公美波神邏。
どういう事かと言うと、スピンオフにて、神邏はアイドルをやらされていたからである。
天界での任務もあるのでバイト感覚、それに大きな活動はしてないのだが、その次元の違う美しい容姿のせいか、ファンは増える一方。
詳しくは外伝、深緑のアイドル?
コラボ小説&140字小説まとめ メガゴールド @rankaz
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