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今日から体育祭の練習が始まる。
「もう今日から授業がないんだね~」
「頑張ろうね体育祭の練習。」
体育祭の練習は1週間から2週間程度。
その期間はずっと授業がない。
応援合戦やブロック対抗リレー。ダンスや学年で行う種目など様々な種目があり
それらの練習を2週間かけて行う。
鮫島さんと同じブロックだからより長い時間過ごすことができる。
「今日は応援練習をします」
全体ではブロックの団長が基本的に応援を教えてくれる
各クラスごとになると同じクラスの応援団が教える。
「大我くん。ここ分かる?」
「そこはね女子と男子別れてやる振りで、女子はたしかこうだったよ。」
「わほんと??ありがとう!!また聞いていい??」
「女子の振り付けもちゃんと覚えます」
「ありがとう」
鮫島さんが応援合戦の時の演技の振り付けがわからず俺に頼ってくれた
鮫島さんが頼ってくれる数少ないときはちゃんと俺が役に立つようにする必要がある
「はーーい!じゃあ全体でさっそくやってみるよ!」
団長が声をかけ一斉に動き出す。
最初の立ち位置は鮫島さんと位置が遠い。
鮫島さんをずっとみてたら瑠衣に怒られてしまった。
「おいバカ。鮫島ちゃん見すぎだよ。」
「うわやば。」
「鮫島ちゃんしか眼中にないんだな...愛って怖い。」
「怖がるなよ。」
鮫島さんにしか眼中にないってことかと思いつつ次の立ち位置に動くのは忘れてはいけないからちゃんと次の立ち位置で動けるように頭の中を切り替えた
「今日はここまでにします!気を付け礼!」
赤ブロックの団長が時間よりちょっと早く練習を切り上げてくれたらしい。
鮫島さんと話せるっ...、!と思い話しかけに行きたいと思ったら
誰かが話しかけに来た
「あの、、、」
「なんですか??」
話しかけてくれたのは2個上の先輩らしい。
同じブロックの人で見た感じは、あんま可愛らしいっていうと可愛らしくないとは言わないけど2個上の先輩の中で1番モテると聞いていた人ではなさそうだから、何の用なのだろうか。
「大我...くんだよね、?」
「そうですけど。」
「大我くん、、ってさ、?彼女いる、?」
「いませんけど。」
「私ってあり??」
「ごめんなさい。俺はいるんで。好きな人。」
「...そうなんだ、ね。ごめんね聞いちゃって。」
「はい。」
そういい、先輩は帰っていった。
好きな人いるのに、先輩から告白されたって断るだけだった。
好きでもない相手と付き合っても無駄だと思った。
「鮫島ちゃんに言ってやろーう」
「は?えちょっとまてよ」
「んふふふふ瑠衣りん機嫌がいいんだーー今。何してくれる?」
超絶低い声で瑠衣に言われてしまった。
鮫島さんに言われるのだけは勘弁。
「おごり。どう?」
「えーーー誕プレほしいかなぁぁああ」
「奢り+誕プレで行こうよ」
「交渉成立。鮫島ちゃーーん!!!」
「おいバカバカバカ。」
「???あ。鮫島ちゃんの誕生日8月19日ね」
「へ?」
そういい、瑠衣は鮫島さんを連れてきた。
「今度夏休みに!!私と鮫島ちゃんと大我と、もう1人で遊びにいきません?」
「いいよ!もちろん」
「鮫島ちゃんの昼食等は大我の奢りです。」
「へ?ほんとに」
「あはい。え。はい。」
「大我くん困惑してるじゃん絶対るいるいが決めたでしょ」
と笑いながら言った。バレてる。そう瑠衣と目を合わせた。
「もう1人は誰にするの?」
「あっし瑠衣が勝手に決めます。2人が仲良い人にします」
「あはい。」
「絶対るいるい指導でしょ」
と笑いながら鮫島さんは友達に呼ばれてたからじゃあねと言い、
他の友達のところに行った。
「バレてたか~鮫島ちゃんには。」
「ほんとだよ。」
「付き合ったら隠し事できなそうだね~!!」
「やめてくれ夢見させてくるの。」
そう会話をしてたら、また応援練習の時間になったから、自分の立ち位置について練習を始めた。
そんなこんなで練習を重ね本番当日になった。
鮫島さんは放送委員でリレー選手ではないから出場する種目にはそんなない。
瑠衣は学級委員だから各種目の選手たちを誘導する担当にいる。
鮫島さんの仕事が終わったら一緒に見ようと思っていたら次は学年種目だった。
「はいクラスごと並んでね~」
円陣を組むらしい。隣に鮫島さん...は来なかった。
「3組いくぞ~!!」
『おぉー!!』
と自分のクラスは団結力が滲み出ていた
「大我くん頑張ろうね」
後ろから声をかけられたと思ったら鮫島さんだった。
鮫島さんは最初のほうの順番なのにこっちまできてくれたらしい。
「鮫島さんこそ二回やるんでしょ。頑張ろう」
「大我くんボール入れる大役でしょ?頑張ってよ」
「頑張る。一発で入れるね」
「ちゃんと見てるね」
「ありがとう」
鮫島さんとは軽くしか会話できなかったけど会話することができた嬉しさで力がみなぎってきた。
「入場しまーす」
言われ、入場する姿勢になり、入場した。
ピストルの合図とともに種目が始まった。
「がんばれーー!!」
応援の掛け声が始まる中、各クラスの生徒たちが必死に頑張っている。
自分の番になって走った。
「大我くんーー!!」
そんな声が聞こえた。きっと鮫島さんが大きな声を出して応援してくれているのだろうと思った。
自分たちのクラスは一位で納めることができた。
応援席に戻って休憩していたら、肩をトントンとたたかれた。
「大我くん!」
「鮫島さ、、瑠衣かよーーだる」
「はははざまあみろ。あ鮫島ちゃんお疲れ様!!」
「ありがとうー!!あ大我くんめっちゃ早かったかっこよかったよ」
「ありがとう。鮫島さんめっちゃ応援してくれてたよね。聞こえてた。」
「えそうそう!!たくさん応援頑張ってたんだけど、気づいてくれてた??」
「もちろん。鮫島さんの応援があったから頑張れた。」
「ほんとに?うれしい」
「鮫島さんさ仕事ないときさここで一緒に見ない?競技」
「いいよ!!探してた一緒に見る人」
「仕事頑張ってねちゃんとここで待ってるから」
「ありがとう!!いってくるわ」
そういい、鮫島さんは放送咳のほうに向かっていった。
鮫島さんが来ないから暇だな。なんて思いながら見てたら後ろから声をかけられた。
「好きすぎですね鮫島ちゃんのことを」
「だれだよ。あ。瑠衣か。」
「ひっどいなー。誰呼ばわり。」
「瑠衣暇なの?」
「暇。今はね。」
「じゃあ一緒に見ようよ」
「いいよ。鮫島ちゃん来るまでね。」
「そう。」
「おいわかってんじゃねえかよ。」
鮫島さんが戻ってくるまで仕事が休みの瑠衣と一緒に見ることにした。
各々鮫島さんも俺も出る種目もあったから少しずつぐらいは一緒に見ていたけれど
そんなに長い時間は一緒に見れなかったけど一緒に見ることができた。
「俺のリレー見ててね?」
「もちろん。最前列で見るよ」
「ありがとう。頑張るから見てて。」
そう鮫島さんに残していよいよ自分が走る番になった。
バトンを受け取り全速力で走りだした。
鮫島さんが大きい声で応援してくれている。
そう思っていたらいつの間にか両方のクラスを抜かしていた。
自分のクラスは一位になっていた。
「おかえり!!頑張ったねお疲れ様」
「ありがとう鮫島さん。」
鮫島さんに褒められて一気に力が吹き飛んだ。
一番うれしかった。
結果自分のクラスは様々な賞を総なめすることができた
「めっちゃ体育祭楽しかったね」
「ね。」
「ちゃんとるいるいたちと一緒に4人で遊びに行こうね」
「もちろん」
「今日はお疲れ様!!また明日ね?」
「おつかれさま。また明日」
鮫島さんと挨拶を交わして家の中に入った。
体育祭で感じた熱は時間が経つまで冷めなかった。
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