第4話 身体は弱くても、パンチ力だけは最強に近い部類?、知らない所でメンチの切りあい。
翌日シノはモンスターランクを上げるため、モンスターを狩ろうとしているのだが、思うよう狩ることができないでいた。
シノ「う~ん・・・・あの亀のせいで周辺に居たモンスターが全然見当たらないわ、どうしよか?。」
ゴブリン「こればかりは運がなかったと思うしかないな~、亀がまだ周辺に居ると思って警戒して寄ってこないんだろうけど、まさかここまで見つからないとは思わなかった。」
シノは砂浜にガクッと勢いよくお尻を砂浜に叩きつける、その拍子に何かを踏み?殺したようだ。
シノ「何かお尻からグシャッと潰れる嫌な感覚がしたんだけど、すごく嫌な感触、見たくないな~。」
システム「測定不能モンスター、モンハナシャコを討伐しました、ランク測定が不可能、不確定ランクとして緊急措置ランク1に登録されます、パンチ力だけは最強に近い部類に含まれますが、その守備力は最弱に等しいモンスターとなります。
レベル15アップしました。」
シノ「はいっ?レベルが一気に15も上がったんだけど、どうしたらいいのゴブリン君、助けてゴブエモン、そ、測定不能倒したみたいなんだけど、モンハナシャコっていうの登録されたみたい。」
ゴブリン「っはぁ?モンハナシャコだって?しかも測定不能と?、レベル一気に15って、上がりすぎじゃぁないか聞いた事ないぞ?今レベル30か?新人冒険者よりはまぁ強いくらいだな。
後おいらはどこぞの青い万能狸じゃないぞ?、主人とりあえず落ち着け、ステムの確認をしてみた方がいい。」
シノ「そ、そうねステム・・・・・・色々嬉しくない称号があるんだけど?。」
ステム
シノ ミキハラ
レベル 30
性別 女 16歳
体力 1700
魔力 3200
稀人まれびと
称号
「乱獲者」
他者の都合を鑑みず、自然の恵みを乱獲する者。
「美食の女王」
食に関して妥協をしない、飽くなき食の求道者、食は食でもインセクトハンニバルはお断りします。
「美の体現者」
身体のケアを欠かさない者お手入れは大事です、化粧の女。
女性として絶妙なバランスを保った肉体美の持ち主。
美しい故に、幸が薄そうに見える、男女問わず保護欲が駆り立てられる。(本人は幸が薄いと思っていない、恵まれていると考えている。)
美顔、男性の好む顔立ち、男に狙われやすい、男を引き寄せる悪女と勘違いされやすい。
ストーカーに注意、拉致監禁注意自分の身が守れない時はモンスターに守ってもらいましょう。
美長髪、膝まで延びた美しき黒髪、天使の輪が見える質感のある美しき御髪、同性の女性からも羨望の眼差しで見られる。
人類の男性及びモンスターのオスに交尾相手として狙われやすくなる。
(システム音声)(お嬢さん貞操の危機ですよ(笑)他人事ですから(冷静)。)
「予測不能」
不可能を覆し可能性を引き寄せる人物、次は何をしでかすのか?。
ギフト
モンスターハウスランク5(UP)
システム音声「トラップフィールドに適した、新たな機能モンスターハウスラビリンスが追加されました。
希望していた照明機能を開放します、NO・FFO選択が可能。」
ユニークスキル
複製(常用スキル。)
収納ボックス5
(1枠50t収納出来るようになった、モンスター達の乱獲という協力のお陰で、飛躍的なランクアップを果たす、種類の数が増えたすぎた為覚えるのが困難となり、物を検索する機能が追加されている、あかさたなで指定した個別検索が可能。)
身体強化1
追尾エイム1 一的必中1
異世界言語及び読み書き、文字変換
スペシャルスキル
ヒール6(UP)(重度の打撲、重度の切り傷を癒し、出血量を減らし出血のスピードを遅くする。)
キュア6(UP)麻痺毒完治、猛毒完治、風邪完治。
酒精を浄化します。
一部の感染病を浄化(インフルエンザ等)、眠り薬(軽度の抵抗)、スリープ魔法(軽度の抵抗)、呪い(軽微の抵抗)。
統率2、(UP)(統率スキルランクを超えたモンスターを呼び出すと、纏まりがなく、自由気ままに動いてしまう。
統率スキルが同等ランクモンスター、又は以下の低ランクのモンスターは、敵を屠る強襲、奇襲、罠設置解除等、状況に応じ柔軟な戦闘や対応を披露してくれる。
ゴブリン君はホブなのでランク3統率ランクを超えている為自由に動いている。)
隠蔽隠密3(裸ではない、申し訳程度にはおパンツ、ブラ、ナイフは隠される、ゴブリン君に協力してもらい3まで上げた、軍に所属していた影響で、羞恥心が余りないようだ、堂々としている。)
ゴブリン談(主人よもう少しは羞恥心を持ってくれ。)
偽装3、(ある程度は騙せるが、上位ランクの存在には通用しない。)
全属性魔法3、(この世界の魔法を使う者達は、イメージが乏しい為、教えに沿った魔法しか使う事しか知らない、、中には特異な者もいるが使いこなせてはいない。
シノは現代の知識で消費を抑えながら、独創的で超高威力魔法が使える。
初級だけでも相当な威力を秘めた魔法を使えるようになっている。)
促進支援魔法3、(錬金や付与の効果が上がっている。
訳2キロの範囲なら痩せた土地に湿る程度の潤いを与える、鉢植えに1つに限定し範囲を絞れば、翌日には花を咲かせ、ジャガイモなら1房10個程度の大きな実つけ育つ。)
使用スキル熟練度倍化3、(1回の使用で300回分の熟練度経験を積むことができるようになった、スキルの種類に応じて必要経験値差が出る。
鬼畜並に経験値が必要な場合にはもってこいのスキルである、通常の倍速以上の熟練経験値が得られスキルランクも上がりやすい。)
ノーマルスキル
生活魔法3、(綺麗に浄化された水が飲める)(腹痛が一切発生しない。)
(種火が使えるようになった。)
魔力操作3、(初級はほぼ完ぺきに威力コントロールできるが、中級、上級、極みのコントロールは皆無、放てば敵味方関係なく自らも巻き込む。)
鑑定3、(商品の有毒、無毒、呪いの有無が表示される程度。)
看破3、(まだ障りの部分しか見抜けない、同等又は低いランクは見破れる、ギフトやユニークはどんなにランクが上がっても看破対象外となり知ることはできない、死活問題となるギフト及びユニークを他者に明かす者は皆無、明かす者はただの無知か無能である。)
下位スキル
生活家事全般10
(王宮メイドの熟練者でもランク6程度、貴族関連のメイドは大体ランク4、5となっている。
一般人のランクは3、浮浪者に素養があれば1か2程度、中には異常にランクの高い者もいる、そういった者は何かと訳アリである。
奴隷は、奴隷商人が躾ける為ランクが一般よりも高い4となっているこれには、とある例外も含まれる。)
シノ「称号とシステムにディスられてるんだけど?一部間違ってないから反論できないわ、これは酷くない?これどう思う?。」
ゴブリン「おお!主人これから大変そうだな、おいら達は主人に使役されてるから、一部称号影響の対象外大丈夫だぞ?、対象となる称号もあるが、主人に襲い掛かることはないな。
そうだ!?主人よ、シャコはランク1で登録されているという事で間違いないか?面白い応用を思いついたんだが、試してみないか?。」
シノ「え?何か面白そうな考えでも思いついたの?。」
ゴブリン「主人はモンスターを指定した所に召喚できる、それはあの宇宙にいるガイアマーダーとドラゴンに沢山張り付けて召喚すれば、倒せるんじゃないか?。」
シノ「え~?無理じゃない?だってどっちも堅そうだもの、振り払われたらそれこそ意味がないでしょ?シャコ守備力最弱に近いのよ?まぁダメ元で試してみよっか、ガイアマーダーって見た目カブトガニの甲羅の様な形してるわね。」
シノは宇宙にいる2匹?のモンスターに指定し、モンハナシャコを召喚即座に攻撃が開始される。
ガイアマーダー、ドラゴンは非常に堅くコレといった戦果は上がらない。
シノ「やっぱり無理っぽいよ?最強の近い部類だけど、最強じゃない訳だし、う~ん、皆集めて一点集中で攻撃してみましょうか。」
シャコ達はモンスターの尖った端っこ部分に集まる、一斉に力を溜め渾身の一撃を繰り出した、するとガイアマーダーの端っこの薄い部分だけが砕けた、ドラゴンも、逆鱗の付け根の一枚と、隣接する堅い鱗2枚をやっとの思いで、計3枚衝撃で剥がすに事に成功、更にシャコ達がドラゴンの爪と角の一部を砕き破壊していた。
角の欠片、爪の欠片、宇宙を漂っていたドラゴンの牙とガイアマーダの鋭い剣のような触手を入手。 シャコ達は素材だけを急いで回収、ドラゴンから、ガイアマーダーからパンチの衝撃を利用し一気に離れた、宇宙から地上へパンチで微調整しながらシノの元へ落ちるように、落下していく。
その際シャコ達が見たのは、ガイアマーダーとドラゴンを砕いた所、剥がした所も再生している光景だった。
この時シャコ達に、二つの目標が出来た。
シャコ(主人の下で強くなり、何時かガイアマーダ―!、ドラゴン!貴様らを砕いてやるぞ!?。)
ガイアマーダーの視線からは、ゴミでも払うように貴様らに出来る訳がないと言う愉悦見て取れる。
対象とは違うドラゴンの瞳は、まるで早く楽にしてくれという感情の宿った、悲しみと焦燥感が溢れ出ていた。
そしてガイアマーダーの視線は地上にいるシノを捉えていた、召喚したのがシノである事に気が付いている、それはドラゴンも同様である。
この2匹の考えはそれぞれ違う。
ガイア(イレギュラー危険だ、だがこのドラゴンが隣に居ては動けん、口惜しい!あれは紛れもなくギフト力!・・・・・そ、その上なんと美しい娘だ、・・・・・・何だこのトキメキは、ドキドキムネムネが止まらない!同族にもこんな気持ちは湧かなかったのに?。
こんな気持ちは初めてだ、あぁ欲しい!是が非でも欲しいぞ!?あの娘何時か我が物にしてやる。
だが今は窃視だけで我慢してやる、この邪魔なドラゴンを、隙あらば必ず倒し愛しい君の下へ~!。)
ガイアマーダーは密かなこの快感楽しみながら、爛々とした目でシノをいやらしく窃視している、シノの知らぬ所で世界で最も危険なストーカーが誕生してしまった。
もう星の事等どうでもよくなっている、シノと交尾をする事だけを妄想している巨大な変態へクラスチェンジした。
ドラゴン(あの娘がアレらを召喚したのか?いったいどうやって?もしや特殊なギフトを授かっているのか?そうか・・・やっと現れたか、我をこの苦しみから解放する者を、我は歓迎しよう。
我は長い時を生き過ぎた、この巨体では地上に迷惑をかける、もう戻れぬ我が故郷。
唯一我を殺せるアリ達を体内に招くことで死を迎えようとしたが、侭ならぬ物よな。
・・・・・しかし奴め何を考えている?奴の視線は何なのだ?一体何処を見ているのだ?。)
その視線をドラゴンアイで辿ると、何とシノに視線が固定されているではないか。
ドラゴン(まさか!奴の狙いはあの娘か!ぬう~!させぬぞ!奴に殺させてなるものか!、我を屠る可能性のある娘を・・・・・・しかしあの娘、美しいな羨ましいものだのう・・・だが我はあの娘の傍にはおれぬ、故に我はあの娘に喜んで屠られよう。
それには邪魔な奴がいる、この考えた計画にはど・う・し・て・も・邪魔がいる。
ならば是が非でも強くなって貰わねばな、フッフッフッ、あの娘はシノと言うのか、我が加護を授けよう、モンスター達を強くする為の方策じゃ、我が加護はモンスターの進化を早め強くする、ガイアマーダーを倒し、我をも下すのだ。
とりあえずはガイアマーダーが動かぬように監視しなければならぬな、シノよ決して死ぬでないぞ。」
ガイア(ウェッヘッヘッヘッヘッヘッヘ!おおう!この快感溜まらぬ!ほう!名前はシノか我が花嫁に相応しき名前よな!、
だがステムのレベルがかなり乏しいまだまだ弱いな、これでは俺のシノが誰かに襲われるかもしれん、死んでしまう可能性も否めん。
俺の加護でもやっておけばそう簡単には死ぬことはない筈だ。
ならば早速我が加護をさずけ・・・・・・・ん~~~!?このビチクソドラゴン俺のシノに加護与えやがった!。
この俺が先に・目・を・付・け・た・の・に・だ。
ああん!?んだ~この加護は~モンスター強くしてどうすんだよコイツは!普通は俺のシノを死なないように強くするもんだろうが!エエッ~!ザッケンナよコノヤローめ!見てろよこの俺の最高の加護を受け取りやがれ!?これでどうよ?おお!ビンビンにかかってるぜ~、ちっと張り切りすぎちまった、ま、これならどこ切られても再生すんだろ。
さて~後はドラゴンかって!ウェィ?なんでコッチにメンチ切ってきやがんだよ!俺が先にシノに唾つける筈だったのに!てめぇ!いいだろう受けて立ってやるよ、その喧嘩買ったぞコラ!?。)
こうしてシノ知らない所で、シノと言う存在を求めて、宇宙の空でドラゴンと星喰らいのメンチ切りあう状態に、思惑違いの長い睨み合いが勃発した。
ドラゴンはメスで淑女、ガイアマーダーはオス、色々な惑星を食べる群れからハグレた元珍走団(暴走族)である。
真実とは意外にも認識の違いで変わる物、本人こそが真実の答えである。
シノはその頃、危機に直面していた、シャコ達がシノの下へ軌道修正を終え、落ちてくる素材、シャコ達はシノによって送還されている。
ゴブリン「主人おいらを送還してくれ。」
シノ「ちょっ自分だけ逃げる気!。」
ゴブリン「おいらはゴブリンだから卑怯なんだw」
シノ「こんな時に卑怯性を強調しないでよ、ええっと何か大事な事忘れているような・・・。」
ゴブリン「主人ユリカゴを忘れてるぞ、早く送還してくれ。」
もう直ぐそこまで迫っている、いくつもの落下素材はとても大きい、隕石の様な素材流れ星は突っ込んでくる。
シノ「送還!ユリカゴ~!?っきゃあ~~~って痛くないけど、周り燃えてる~、消火消火!アクアスプラッシュ!、・・・・これで大丈夫かな?ふう、一安心?クレーターになってる、素材はどうかな?すごく大きいわね、突き刺さってるドラゴンの牙だけで数百メートルあるんだけど、目立つからサッサとしまっちゃいましょ、収納!
これで大丈夫、フォレストウルフ君召喚、ホース君召喚。」
ウルフ「呼んだ?主人何か困ったことでもおきた?。」
ホース「普通用がないと呼ばないだろ、で何をすればいんだ?。」
シノ「ゴブリン君はしばらく呼びません街道に沿って移動するからね、それで君達は進化してもらうけどいいかな?、進化したら申し訳ないけど一回討伐させてもらうけど、護衛をしてほしいのよ。
それでサイズ測らせて、装備制作したいから、収納ボックスの機能で装備を作れるようになったのよ、素材も貴重な物が手に入ったし、私自身のも含めて新調したいから協力お願いね。」
シノはモンスターを進化させる、フォレストウルフは、聖属性のシャインウルフに進化を果たす。
回復魔法や呪いの解呪魔法、攻撃魔法ホーリーファイア等対アンデット対策で活躍する、他にも多種多様な活躍を見せる。
極めつけは疫病を浄化する、人類種にとってありがた~い、モンスターである。
そんなシノはウルフの為に少々過剰で貴重なドラゴン素材の装備を新調、ガイアマーダーの素材には特殊な機能が備わっている。
物理・上級魔法攻撃吸収・カウンター攻撃機能が備わっていた、コレをドラゴンの装備に装飾として加工し組み込む事で、ドラゴンの装備の再生と合わせ制作した。
武器の爪や牙も動きを阻害しないような作りになっている、戦闘以外の時は爪も牙も基本見えないが、モンスターにはオーラと言う力が備わっている、オーラを使うと武具が影響を受け、青い半透明の牙や爪攻撃威力が増大する。
鎧や額からもオーラソードが出てくる、狙った対象に飛ばして切り刻むこともできる、牙はオーラファング、爪はオーラカッターである、爪はフライングカッターを撃てる、鉄や鋼を切り裂いてしまう。
ウルフ専用、尻尾からは強力な一撃ソードインパルスが放てる、身体を回転させ全方位への攻撃もできる。
クラッシャーホースは、呼吸を阻害しないほぼ全身鎧、マジックマシンリングは馬の邪魔にならない様、周りを空中浮遊している、先制奇襲などに対応できるマジックマシン装備となっている。
戦闘になればオーラに反応し、オーラリングとなり、その数を増やす、近距離ではリングが重なり防御しながらの魔法攻撃が繰り出される、リングの穴からソードが出現し切りかかったり、弓のように遠距離に飛ばし目標を絨毯爆撃するクラッシャーバーニングという恐ろしく火力の高い攻撃となっている。
馬はお尻が狙われやすいが、オーラリングが全方位に展開している為、隙を発生させない。
むしろ後ろ側の方が危険である、馬は風魔法シリーズである、特にエアクラッシュは危険な魔法、空間から大気を奪うと瞬間的な大爆発を発生させる。
対応が遅れれば、身体の前身部分骨を残し吹き飛ぶか、潰れる。
何にしてもトンデモ装備である、馬の戦闘概念を覆す装備ともいえる。
マジックマシンリングは現代知識と魔科学を用いた非現実的な装備。
異世界ではこれをレリックと呼ばれている、遺物・聖遺物、と言ってもシノが作っているのだが、一般的な言い方をすれば魔道具の呼び名はマジックアイテム、魔道機構はマジックマシンというアイテム名となる。
ちなみにレリックスは現代の言葉でも遺物・形見・聖遺物の意味合いでとなっている。
しかしシノに至っては意外に普通の装備に見えるが、そう見せているだけ、とりあえず自分の身の安全を優先した装備となっている。
濃い紫のガイアマーダー装備となっている、自動迎撃・呪い・魔法・物理を反射、ドラゴンの素材を加工し一部を組み込んだ、戦乙女シリーズ迎撃専用再生全身鎧となっている。
ヘルムも口元が見えないように工夫されている、見せることもできる。
称号の影響で何に巻き込まれるか分かったものではない、だからこそ苦渋の決断でこうなった。
勿論軽装型の装備も作ってある、何より最初が肝心と、シノは気合を入れて作ったのである。
重量軽減が最大までかけてあり、服を着ている感覚と変わらない、全身鎧なため若干の動きは制限される、通気性も改善されている。
シノ「よし、これで大丈夫かな?ゴブリン君、新人よりは強いって言ってたし、あとはモンスター達と装備だよりになっちゃうね、ウルフ君ホース君装備の具合どう?きつかったりしないかな?。」
ホース君「俺達馬ってな基本逃げるのが当たり前なんだ、進化しても自分を守るので手一杯正直こんな装備貰えるなんて思ってなかったよ。」
ウルフ君「いやこれは参った、今の僕達が皆で襲い掛かっても馬装備には勝てそうにないよ、勝てる要素が全く見えない、主人のお陰で最高な装備だよ、魔力やオーラの浸透性も高いしすっごく使いやすい、主人ありがとう。」
シノ「じゃ出発西の街道に進むわよ~、しばらく海とはお別れだね~、はぁ結局あの宇宙のモンスターには歯が立たなかったわ、それでもシャコ君頑張ったからこの装備も作れたのよね~、シャコ君に感謝。」
ウルフ君達「しゅ、主人?空のアレに喧嘩売ったの?ガチで?うちの主人ヤベ~わ命知らずじゃね?なぁ~クラッシャーどう思う?ヤバくね?。」
ホース君「あ~無謀だよな、攻撃して許された奴っていたっけ?。」
ウルフ達「そんな奴いない、無い無い聞いた事ない、モンスターって攻撃されたら大抵最後まで戦うか、逃げるの究極の2択だぜ?、許されたって?あのバカデカい奴らに?普通に生きてるよな、幽霊じゃないよな?一体どんなミラクルだよ?。」
シノ「ちょっと聞こえてるわよ?、普通に生きてるけどね、やっぱりその辺りも世知辛いのね、3択なしの、究極の2択って何処も厳しいのね。」
ウルフ君「・・・・強者の余裕で見逃して貰えたとか?ありそうでなんか悲しくなってきた・・・俺達っていつも人類に追い回されてたんだけど、しかも食料扱いだよ、どうよこれ?。」
ホース君「いや、君に限らず一部のモンスター除いて、人類にとって俺達は捕食対象だよ、馬だって食われるし、モンスターにとっても人類は食べ物って認識だった筈、どちらにしろ美味しい肉なのは同じだよ?。」
シノ「私を食べないでね?食われないとは思うけど、お腹すいてるの?なら美味しいお菓子あげるわ、ついでに昼食にしちゃいましょ、森も抜けたし広い草原なら、皆で食べるご飯も美味しいわ。」
シノよ、宇宙のストーカーに気が付いているか?ドラゴンよその調子だ睨みを利かせてくれ、変態は監視すべし。
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