第65話

「おいエマ行くぞ!」


「やだやだ!下ろしてええ!!!」



ジタバタと暴れるエマ。

肩がめちゃくちゃ痛ぇ。



「痛ぇよ!!!大人しくしろって!」


「やだやだ!!おろして!!!」



余りの痛さに、俺は思わずしゃがみ込み、エマを解放させてしまった。


エマは肩から足を離すと、一目散にそいつの所へ向かう。



「おばさんどうしてイジワルいうの?!」


「ーおいエマ、」


「ゆうはとっても優しいもん!人にめいわくなんてかけないもん!!!」



顔を真っ赤にして怒るエマ。

せっかくの誕生日だっていうのに、エマにこんな顔させちまってる俺。



「はぁ?あんた誰?」


「エマだもん!」


「エマだかアマだか知らないけど、ほっといて頂戴。」


「アマじゃないもん!エマだもん!」


「あーうるさい、だから子供って嫌いなのよ。」


「うるさいって言うな!!ゆうのこともわるくいわないで!!!」




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