第23話
「ドレスは一緒に行けるんだからいいじゃないですか」
「だからキレてねぇから!」
「いや怒ってますよね」
「うっせぇ!黙れ!!!」
「朝ごはん食べました?おにぎり作ってきましたけど食べます?」
「食うに決まってんだろ!!!」
俺の怒鳴り声はもう野々村夏実にとって何も思わないものらしい。
昔みたいにビクッとしたり、逆ギレしたりして来なくなった。
「ーー滝川さんは昆布でいいですよね?」
「うん、ーーあれ?俺昆布好きって言ったことあったっけ?」
「いいえ、でも毎日見てれば味の好みはなんとなく分かります。」
「そう、なんだ…ありがとう。」
「いえいえ。」
野々村夏実が作ったおにぎりをめちゃくちゃ嬉しそうに受け取るコウキ。
味の好みを知って貰えてたのがかなり嬉しいらしい。
ーーつーか、ちゃんと見てたらこいつが野々村夏実に惚れてんのは一目瞭然じゃねぇか。
何で俺全然気付かなかったんだ?
、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます