第22話

「ーー何故なんですか?」


「あ?」


「夏実ちゃんどうしたの?」



眉間にシワを寄せた野々村夏実が俺に問いかけた。

急な問いかけに意味が分かんねぇから俺もまた野々村夏実と同じく眉間にシワを寄せる。

そして、そこにやはり優しい声のコウキが割り入った。



「いや、もう何日も機嫌悪くないですか?大谷さん」


「あ?別に悪くねぇよ」


「いや、悪いです、ケーキ一緒に選べなかったからですか?」


「ーーうっせぇな!ンなわけねーだろ!!!」



仲間はずれを食らった日から数日が経った今日、エマの誕生日会の作戦会議をするべく朝早く学校の屋上に集まった俺達。


野々村夏実の推理は図星を突いていたが、はいそうですとは言いたくねぇ俺はタバコをふかしながら反抗していた。

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