第18話

「俺はバイトしてるし、自分で稼いでる金があるから、それでなら好きに使って良いって事だよね?」


「え、でも、」


「こればっかりは正真正銘、俺の金だから夏実ちゃんが遠慮する必要ないよね?」



そう言って微笑みを崩さないコウキを野々村夏実は戸惑った様に見つめた後、



「ーーエマは水色が好きなので水色のドレスを…」



とめちゃくちゃ嬉しそうな顔をしてそう言った。


「分かった。水色ね。ケーキは?」



コウキが問いかけるとまた野々村夏実はめちゃくちゃ嬉しそうに


「ショートケーキの上にチョコレートケーキを乗せたいです!うちのバイト先のケーキ、予約しても良いですか?!」


と目を輝かせて聞く。



「うん、いいよ、じゃあ明日のバイトの時に俺寄るから決めようか?」


「はいっ!!!」



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