第13話

まぁ、



俺は、




ぜっっっってぇコイツに惚れたりしねぇけどな!!!!!!!




「つーか腹減った!!!早く飯作れ飯!!!!」



「はいはい、作りますよ。」






「本当子供ですね」と言い残しキッチンに消えていく野々村夏実。

その背中に心で投げかけた。

確かに俺も最近おかしくなってきてる。

野々村夏実が近くに居てもなんとも思わねぇし、本当にたまに、めちゃくちゃたまに、可愛いと思う事もある。


でも俺はコウキとは違ぇ。

コレを惚れた腫れたと勘違いしたりしねぇ。


コレは情ってやつ、そして慣れってやつだ。


俺はコウキとは違う。




「ゆ、ゆう、もうお話おわった?」



そっと現れたエマを膝に乗せる。


「おー、お前の姉ちゃんは急に怒るからビックリするな。」


「なっちゃんあんまり怒らないからビックリした」


「…だよな。」


「うん。」


エマの肩を優しく叩きながら、窓の外の夕日を眺めた。




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