第106話

「やっぱ、この場所が一番好きだわ。」







俺、こんな事言う奴だったっけ。





「落ち着くわ、マジで。」





俺、こんな奴だったっけ。







自分で言ってて、自分で感じてておかしく思う。


でも、




「今日カレーですよ」


「ゆうー!うんめぇカレーエマと食べるんだよー!!!」




俺自身が驚いてる事すら、こいつらは驚いてなくて。




夏実とエマは何にも不思議に思ってなくて。





「ゆう!はやく!」




俺の手を引くエマの顔。




やっぱり、幸せにしてぇ、と思う。





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