第88話

「勘違い、ですか?」


「あぁ。お前はコウキが好きなんだろ?なのに、他の男に優しくするとか、良くねぇんじゃねぇの?」



「……」



「これ以上俺に世話焼くのはやめとけって。次は口喧嘩じゃ済まねぇからよ。」




ーーーダメージ食らってんのは俺なのに、何で俺が夏実のフォローしなきゃなんねぇんだよ。




そう思いながら俺はそそくさとエマの居るアイスコーナーへ行く。



正直アイスとかどうでも良いが、エマの笑顔を見るだけで癒された。



そこに少し遅れて夏実がやって来る。


夏実は自然と俺の横へ立ち、自分が食いたいらしいバニラアイスの袋を取りながら、



「心配しちゃいけないんですか?」


と俺に呟いた。



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