第68話

袋から二つ折りにしてある画用紙を取り出すと、



ゆうへ はやくよくなってね

えま さみしいよ

はやく ゆうにあいたいな




と書かれていて、俺らしき人間とエマらしき人間が手を繋いでる絵が描かれていた。


手を繋ぐ二人の頭の上にはティアラみたいなもんが乗っててエマはドレス着てるし、俺はなんか王子様みたいな格好をしてる。



ーーーーそうか、エマにとっては俺が王子様なんだよな。




「また元気になったら遊んであげて下さいね。」



「ああ、俺もはやく会いてぇよっつっといて。」



「もちろんです。」



「あと、あんなゼリーいっぱい食えねぇから、持って帰って良いぜ、エマとキョーコさんと食って。」


「良いんですか?」


「ああ。」



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