第17話ー消えたあの子ー

「…そういえばヴェッツェ、お前にもう一つ聞きたいことがあるんだが」


 不意にイグォルが口を開く。


「お前、どうして人間と、あの公女殿下と契約した?」


「それ、私も聞きたかった!


 …ってか、あの人、公女殿下なの?!」


 2人の視線が一気にフィーゼに向き、彼は深いため息をついて重い口を開いた。


「お嬢、…あの方は、西の国、風の神、イェティスを守護神に祀る国、クリミナード公国公王の娘で、公女殿下だ」


「ぇ…。なんかすっごいポヤ〜ンとしてた、あの子が?」


「お前、相手がお嬢じゃなかったら今頃殺されてるぞ…」


 シンシアの正体を知って目を丸くするキュピルに、呆れ顔のフィーゼ。


「まさかとは思うが、封印を解いた礼のつもりか?」


「っ、封印を解いたって、、あんな子がアナタの神堕ちの封印を?!そんなことできるはずない!


 下手したらそれは、神にも匹敵するような力よ?


 あり得ない。人間の、あんな子にそんな———」


 キュピルは青ざめたように首を左右に振る。


「だからお前らソレ、いい加減にしねぇと本当に殺されるぞ?」


 もちろん本人はそんなことは絶対する人ではないので、その時は俺が代わりに殺るけど…と、フィーゼは腕組みをしながら、はぁ、とため息をつきながら、主の威厳を保つためにもキュピルを制する。


 ———ま、あの子ならきっと、こんなことさえ笑って許してくれそうだけど。


 頭の中でその時のことを想像してフッと笑うフィーゼ。


 ふとその顔が目に入り、思わず見入ってしまうキュピル。


 ———この人はこんなに穏やかな顔をする人だっただろうか?


 自分が知る彼からは想像ができないほどに柔らかい表情をするものだから、キュピルは戸惑っていた。


「お前、契約する時、あのお嬢さんにデマを吹き込んだみたいだけど、そんなに契約してほしかったわけ?———なんで?」


「んなっ、で、デマってなんだよ?!」


 目を丸くしながらパッとイグォルを見るフィーゼ。


「精霊は人間と契約してもらわんと、人間の魔力供給を受けんと、

 “ 消えてなくなる ” んだそうだな?」


「っ、そ、それは、」


 フィーゼはドキッと口籠る。


「は?ちょっとそんなこと言ったの?消えてなくなるって、———つまり死ぬってことよね?!」


「違っ!?アレは師匠が勝手に言ったことで…。


 ぉ、俺は確かに止めたんだ!そんな同情を誘うような言い方したら、あの子は首を縦に振らざるを得なくなるって。けど、上からの圧力には勝てなかったというか…」


 辿々しく話すフィーゼの言葉は最後らへんは尻すぼみに消えいってしまう。


 ———まぁ、とはいえ俺も、あの子とどうにか契約するためにも、そんなに強くは言えなかったのは事実だが…。


 行き場をなくした手で無造作に前髪をクシャッと握るのだった。


 そんな彼を前に、途端に饒舌になっていくイグォル。


「…おぃ、聞いたか?キュピル。コイツが上からの圧力には勝てんだと?上下関係って概念が崩壊してるヤツがよく言えたもんだ…。」


「本当に。どっかで頭でも打ったんじゃないの?」


 キュピルは頷きながらイグォルと一緒にフィーゼを見る。


「うっさい、黙れ!」


 二人の総ツッコミを浴びて思わず声を上げるフィーゼ。


 嗚呼、目の前のこの2人こそ、消えてなくなってしまえ…。


 心の中でそっと願うのだった。


「…あんな可愛らしいお嬢さんと契約して、一体何が目的だった?」


 イグォルは今度は真面目なトーンで問う。


「別に、目的なんかねぇよ。———ただ、相手は公爵の娘だからな。俺が契約してもらわにゃ、俺を買ってもらわにゃ、俺を育てた師匠に大金が入らんからよぉ。言葉巧みにあの子の優しさに漬け込んだってだけだ」


「…最っ低」


 契約当時のことをふと思い出し、フィーゼは顔を曇らせる。


 最後にとどめを刺すように放たれたキュピルの言葉がフィーゼの罪悪感をさらに煽ることとなった。


「全ては金のためだって言うの?その師匠?って一体どんな人なのよ」


「12年前、封印の力が弱まって、身体だけは自由に動かせるようになったから、俺は閉じ込められていた所から抜け出して、モントレーの市中を彷徨っていたんだ。そこで俺を拾ってくれた人、…まぁ正確には精霊だが。クリミナード公爵家に古くから従者として仕えてるらしく、今は公王様の従者をしてる。その爺さんから、俺はあの子の従者となるべく礼儀作法とか、ありとあらゆる教育をこの頭と身体に叩き込まれたんだ」


 フィーゼは胸の辺りをキュッと握る。


「だから師匠、ね。…まぁ、精霊と人間が契約するのに理由も何もないか。全ては人間次第。精霊には神とは違って拒否権はない。精霊は、契約者を “ 選べない ” んだから」


 やるせなく零すイグォルに、


 …そうでもないさと、フィーゼは小さく首を横に振る。


「お嬢は契約をするかどうかは、俺の意思に従うと言ってくれた」


「は?」


「何よそれ…。本当に人間なの?あの子」


「おぃ、だからやめろって」


 フィーゼは再びキュピルを制しつつ、


「…けどまぁ、そう言いたい気持ちはわかる」


 そう言って当時を振り返るフィーゼ。


 人間が精霊ごときの意思を問うだなんてそんなバカげたこと———、


 それを聞いた時、思わず笑っちまいそうになった自分がいた。


 一体この人は何を考えてんだと。


 全く、面白い人間もいたもんだなと。


 フィーゼは懐かしく思いながら、また小さく笑う。


「———フッ、だから契約したんだ。


 俺が主にするのはこの人しかいないと思った」


 フィーゼは改めて胸の眷属紋の辺りに手を添えて静かに息をつく。


「…まぁ、なんかわかる気はする」


 キュピルはポツリと零す。


 この人のその顔が、全てを物語ってる気がしたのだ。


 ほら、今だって…。


 全く、この人は気付いてるのだろうか?自分が今どんな顔してるのか。


 キュピルはフィーゼがヌミの森ココで呼ばれてきた二つ名とはまるでかけ離れた顔をしているのを、信じられないといった様子だ。


「…とはいえ “ お嬢 ” 呼びはやめろ。あと言葉遣いも。お前、仮にも国の姫殿下に仕えてるんだろう?お前こそガチで殺されるぞ?」


「っ、そ、それは…、」


「あの子や周りの人間は何も言わないわけ?」


「ってか、お前の師匠とかいうヤツはどうなんだよ?言葉遣いっていう一番基本で重要なこと何一つ教えられてねーじゃん!」


「…アハハ、ま、まぁ、そういうとこバチくそ緩いからな〜、ウチのお嬢は」


 二人に詰められるフィーゼは、へへっと適当に濁して笑うのだった。


 ———まぁ、師匠にはこの前の晩餐会の後、屋敷に帰った瞬間締められたが…。


 当時のことを思い出してフィーゼは悪寒がするのだった。


 とはいえ目の前のそんな彼を見て、


 何でコイツがいまだ殺されないのか不思議でたまらないんだが??


 真っ先に殺されても仕方がないような言動のこの人が、今ものうのうと公女殿下の従者を名乗っていることに、二人は心の中でそうツッコんでいた。


「それにしてもお前が、人間の下で一国のお姫様の従者をしてるなんてな…」


 感慨深く息を漏らすイグォルは、やっぱまだ信じられんわ。と苦笑いだ。


「たまたまだ。


 あの子と喋ったならわかると思うが、ウチのお嬢は無防備で、どこか抜けてる所があるだろ?俺みたいな奴がそばについて守ってやらんと、命がいくらあっても足りんほどだ。


 公女殿下のくせに、一国の姫君のくせに、俺が見てきたお貴族様たちとは、人間とは、あの子は全然違う。


 ひとっつも偉そぶらないし、俺が精霊だからとさげすんだりもしない。鞭で打ったり殴ったり、手を挙げることもない。


 そしてなによりも———、」


 フィーゼは改めてそっと胸に手を添えていた。その下にある眷属紋で繋がる先に、確かな温もりを覚える。


「なによりも、何?」


 急に黙りこくるフィーゼに首をかしげるキュピル。


「…おい、早く続きを言えよ」


 と、イグォルも先を促す。そんな二人に、


「…、いや、なんでもない」


 と、途端に頬を赤らめるフィーゼ。


「え、まさか一丁前に照れたの?あの人間に?アナタなんかが?」


「はぁ?違っ、」


 キュピルの言葉にパッと顔を上げて否定するフィーゼ。


 しかし、


「ほぉ、あの雪の魔王が?」


 イグォルも彼女の言葉に乗っかり、楽しそうに問い詰めてくるのだった。


「おぃコラ、魔王って、悪魔から勝手に格上げすな!この状況じゃ素直に喜べんだろーが!」


 そう言ってたじたじになるフィーゼを見て、どこか満足そうにイグォルとキュピルはお互いフフッと微笑み合うと、2人はそのままゆっくりと席を立つのだった。


「え、え、なに?」


 と、フィーゼは慌ててキョロキョロとそちらを見上げる。


「さすがに長話が過ぎた。お前はとっととその愛しい主を呼んでこい」


「いとっ…、、ったく、お前らなぁ、」


 イグォルの一言にものの見事に耳まで赤くする従者。


 ——— “ 愛しい主 ”


 終始かき乱されるペースにフィーゼはもはや疲れ切っていた。


「外は人間にとって寒いはずよ。特に、雪に慣れてない国の人間ならなおさらね。ほら、行って!」


 そう言ってキュピルはドンっとフィーゼの背中を押す。


「…ちょっ、危ね!」


 思わず転びそうになるフィーゼを笑いながら眺めるキュピル。


 ———と、その時だった。


「っ、レヴィが泣いてる…?」


 不意にイグォルはそう言って窓の外を眺める。


「何があったんだろう?」


「どーせ転んだとかだろ?ガキあるあるだよ」


 そんなに心配することじゃないと、キュピルたちを鼻で笑うフィーゼ。


 そんな彼に、


「———んな呑気なことも言ってられんようだぞ?ヴェッツェ」


 と、途端に青ざめた表情を見せるイグォル。


 ただ目を丸くして首をかしげるばかりのフィーゼに、



「例のアナタの主様がいなくなってんのよ!?」



 と、キュピルは焦ったように言い放つのだった。


「———っ?!」


 その刹那、途端に外へ通じる小屋のドアが勢いよく開き、そこから猛吹雪が入り込んできたのだ。キュピルは、きゃぁっ!と、慌てて腕で頭を庇うのだった。


 数秒後、吹雪が収まり、やっと目を開けると、部屋の中にフィーゼの姿はそこにはなかった。


 イグォルは大丈夫か?と慌てて彼女に駆け寄る。


「私は大丈夫。それより早く外へ」


 そう言って、キュピルはイグォルと一緒にフィーゼを追いかける形で外へ出るのだった。



 ♢



 外へ出ると、レヴィの泣き叫ぶ声、と言うより苦しそうな声が聞こえてきていた。


「…っ、ちょっ、何してるのよ?!」


 キュピルは慌てて息子の元へ駆け寄る。


 よく見るとフィーゼがレヴィの首元を掴み、地面に押さえ込んでいたのだ。その様子にイグォルも目を丸くする。


「おいクソガキ、あの子を一体どこへやった?!」


「んぐ…、苦、しい」


 フィーゼは無意識にググっと腕に力を込める。


「やめて!相手は子どもなのよ?早く放して!殺す気なの?!」


 キュピルはレヴィからフィーゼを放そうとするが、


「うっさい。どけっ!!」


 と、肘鉄をモロにくらって弾き飛ばされてしまう。そんな彼の目は見たこともないほどに血走っていた…。


「———あの子はどこだ?さっきまでお前と一緒にいたはずだろう?」


「く…、カハッ、、」


「早く答えろ!じゃないと殺す!」


 弱々しくフィーゼの腕を掴みながら足をばたつかせていたレヴィだったが、時間が経つにつれていよいよ力無くグッタリとしてきた。


 ———その瞬間、


 ガンッ!!と、何かがフィーゼの後頭部に思いっきり直撃し、フィーゼはそのショックで途端に意識を飛ばした。


 彼の身体はそのまま地面に吸い寄せられるようにゆっくりと倒れ込むのだった。


 それを見計らって、先程フィーゼに肘鉄をお見舞いされた腹部を抑えながらも、慌ててキュピルは息子を庇うように自分の腕の中に抱き寄せ、横たわるフィーゼから距離を取るのだった。


 やっと首元の締め付けから解放され、レヴィは咳をしながら懸命に空気を体に取り込む。


「レヴィ、大丈夫?」


「ケホ、コホ、ま、ママ…」


 レヴィの目からは再び大粒の涙が溢れ出していた。


 その後ろから、2人とも大丈夫か?とイグォルが駆け寄ってきた。


「パパ…」


「あなたが、を…?」


 そう言ってキュピルが見た先をイグォルも頷きながら見る。


 そこには横たわるフィーゼと、そのそばには雹が転がっていた。


「力を、使ったの…?」


「それしかこの暴れん坊を止められんだろ?ったく、頭に血が上ったら、女、子どもにも容赦ねーのか?!この神堕ち鬼畜野郎が」


 大きく溜息をつきながら吐き捨てるイグォル。


 精霊たちは生まれながらにして個人個人がそれぞれ力を持っている。彼らは冬の精霊アウスジェルダなので、それにちなんだ力として、イグォルは氷の塊、雹を自在に操る力を持っているのだ。それを先程弾丸のようにフィーゼにぶつけた、という具合だ。


 そんな彼の言葉に、弱々しいながら…黙れ、と言う低く冷たい声が返ってきた。


「っ?!ヴェッツェ、…てっきりアレで意識を飛ばしたかと———」


 イグォルは信じられないと言いたげに目を瞬かせて、いまだぶっ倒れているフィーゼの方を見た。


「早く、あの子を見つけないと…」


 フィーゼは強打した後頭部を押さえながら、必死に起きあがろうともがくが痛みの方が勝って身体が言うことを聞かないようだ。


「そんな身体じゃすぐには無理だ」


「無理でも行くんだよ!」


 イグォルの言葉も構わず、フィーゼはふらふらの身体で懸命に立ち上がった。


 クソッ、あの子に何かあったら、俺は———、


 フィーゼは意識が途切れないように必死にその場に繋ぎ止めていた。


「…おい、クソガキ、これが最後だ。人間の女をどこへやった?」


「っ…、わ、わからない」


 冷たく鋭い目で凄むフィーゼの言葉にレヴィは怯えながら首を横に振る。


「わからないわけあるか?!お前が一番近くにいたんだろーが?!」


「やめろ、子ども相手に」


 今すぐにでもまた掴み掛かりそうなフィーゼを必死に制するイグォル。


「っつーか、お前こそ、なぜあの子の場所がわからない?俺も詳しいことは知らんが、眷属になったんなら、主の居場所くらいすぐわかるもんなんじゃねーのかよ?」


「…んぐっ!?」


 イグォルの言葉に言い淀むフィーゼ。


 わかってたらとっくにあの子のもとへ行っとるわ!わからねぇからこんなに苦労してんだろーが!———わからねぇから。俺はまだ、あの子にそこまで心を許されてねぇから…、、嗚呼、クソッ!!


 何も言い返せない自分がただただもどかしく、とてつもなく情けなく感じた。


 そんなフィーゼに、あ、あの、ね…、と恐る恐る口を開くレヴィ。


「一緒に追いかけっこしてたら、急にお姉ちゃんの周りに吹雪が吹いて、それが止んだら、お姉ちゃんが消えちゃったの…」


「消えた、だと…?」


「レヴィ、それ本当なの?」


 聞き返すキュピルにレヴィは頷く。


「本当だよ!急にいなくなっちゃったの。近くをいっぱい探したんだけど、どこにもいなくて———」


 彼が言うように、周りのあちこちには、彼が懸命にシンシアを探し回ったのであろう。小さな足跡が所狭しといっぱい散りばめられていた。


「おじさん、お願い、お姉ちゃんを探して?!」


「…っ、」


 その言葉が嘘をついているようには、フィーゼには到底思えなかった。


 ———吹雪、か。多分加護の力だな。吹雪を目眩しにお嬢をさらったんだ。でも、一体なんのために…?


 まだ痛みでうまく動かない思考回路を必死に巡らせる。


「ヴェッツェ、さっきのことは謝らない。けど、少し休んで体制を立て直せ」


 フィーゼの様子を伺いながら言うイグォルに、


「バカ言え!主が取られてんだ。従者が呑気に休んでられっか」


 当然のごとく彼は噛み付く。


「つっても、どこに行ったかもわからないんだろ?…ったく、なんのために契約したんだよ、お前ら。こういう時のために眷属は主と“繋がってる”んじゃないのか?」


「…っ、」


 痛いところを突かれ、やはり渋い顔だけして口惜しそうに何も答えられない従者。


「アンタのことだから、考えなしにところ構わず当てもなく探し回る気でしょう?ほんっと、バカ。アナタは昔からそう。この森一番の大バカ———」


「あー、もぅ、うるせぇ!!」


 2人の総ツッコミをそう言って押さえ込むフィーゼ。


 …と、先程のイグォルの言葉から、フィーゼは何かピンときた。



【眷属なら主と繋がってるんじゃないのか?】



 ———そうだ。繋がってる。


 例え眷属紋直接じゃわからなくても、


 俺とお嬢は、耳飾りコレで。



 フィーゼはパッと道が開けたと言うように、フッと怪しい笑みを浮かべた。



「…当てならある」


 今見つけたと言うフィーゼに、


「はぁ?」


「…どんな?」


 とキュピルとイグォルは首をかしげた。



「———俺があの人の従者だってことだ」



 フィーゼの言葉のすぐ後には、先程キュピルが小屋の中で味わった時と同じく、凄まじい雪が彼の周りから勢いよく舞い上がったのだった。


「おぃ、ヴェッツェ、何を?!」


「おじさんっ!?」


 3人はそれぞれ顔を伏せてそれをやり過ごす。


 状況が収まり、再びそれぞれが顔を上げると、もうそこにはフィーゼの姿はどこにも見当たらなかったのだった…。

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