エターナル・ニルヴァーナ【オリジナル歌詞】


deathtiny fire



ひずんだ鐘の音がいざなう


燃え盛る牢獄


大時計の針が冷たく告げる


「ようこそ 地獄へ」と



生き延びるも苦役 死に続けるも拷問


永劫回帰の螺旋階段


どちらの被虐がお望みか「さあ


選ぶのはお前自身だ」




朱金の輝きが咎人を染め上げ


煉獄の焔が断罪の手を伸ばす


死神の足音が背後に迫るとき


絶望の慟哭を 真実があざ笑う


eathtiny fire


  ・


か弱き傷追い人は 全てを悟り


力なく崩れ落つ


業火に揺らぐ箱庭は


この世界そのもの



希望なきディストピア


魂おつるはゲヘナ


けして逃れられぬさだめの旅


死神の手のひらが 大きく開かれる


「終焉はここにある」と



握られた手


血に燃える大鎌が魂を焼き尽くし


救済の凱歌が高らかに導く


死すら超える虚無 真の涅槃の地


輪廻からの解放 永遠の安寧へと


deathtiny fire


eternal nirvana



  ▼


『運命の炎が焼き尽くすのは、未来か絶望か。

死神だけが知る真実に、救いはあるのか。

魂の選択は、涅槃の先に──』


メロディックメタル系の曲を意識して作った、オリジナル歌詞となります。


「deathtiny」は誤字ではありません。「死(死神)」と「運命」を組み合わせた造語ですね。

確かロックの日(六月九日)に合わせて作った気がします。


  ▼


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