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概要
座れば、時間は融解し、あなたは永遠に黄昏を彷徨う。
地方都市の寂れた飲屋街「昭和ラビリンス」。少し霊感のある女子大生深雪は、好奇心旺盛な友人真魚と共に、「座ると死ぬ」と噂される呪いの椅子を探し、廃スナック「黄昏」で「虚座」を発見する。真魚が不用意に椅子に触れた瞬間、二人は抜け出せない時間のループと、死神の影がつきまとう悪夢に囚われる。真魚は急速に衰弱し、持ち物や服装が古びるなど、時間そのものが歪む現象に見舞われる。友を救うため、深雪は再び「虚座」と、それに宿る死と時間を司る存在に対峙する。選択を拒み辛くも脱出するが、日常に戻っても時間の歪みと死の気配は消えず、呪いが終わったのか定かではない不穏な結末を迎える。
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